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注目のサプリメント MSM その効果とは?ペットにも有効?


海外で話題のサプリメント、MSMサプリメントに関する特集パート2!今回は、MSMの効果についてもう少し詳細に掘り下げていこう。

改めて、炎症を抑えたり、ストレスや痛みを軽減したり、免疫力を高めたり、エネルギーレベルを高めたりするのに役立つとされるMSMサプリをご存知だろうか。

MSMは、日本ではあまり知られていないが海外での評判は高い。MSMの効能には強力な抗炎症作用があるといわれ、関節炎からアレルギーまで、あらゆる症状に効果があるという研究結果が出ている為である。


MSMはメチルスルフォニルメタンの略で、リグナンから生成される有機硫黄化合物(別名:有機硫黄化合物)であるジメチルスルホキシド(DMSO)酸化体である。ジメチルスルホン(メチルスルホン)またはDMSO2としても知られている。

MSMは新鮮な果物や野菜、紅茶、コーヒー、肉類、乳製品、穀類、穀物などに極少量が含まれている。また、海の植物プランクトンから作られる天然物質でもある。ただ、現代において必要量を食品から補充することは極めて難しいとされている。サプリメントに使われるMSMは高濃度で約34%の硫黄が含有されている。

 

MSMサプリメントは、メチオニンを生成する為の余分な硫黄を体内に供給する。メチオニンは、他の化学物質を作り、結合組織を形成し、食物を合成、代謝し、栄養素を吸収してエネルギーとして利用する、といった重要な身体のプロセスを助ける。

私たちの体内には常に硫黄が存在しているが、年齢を重ねたり、ストレスを感じたり、低栄養の食事を摂り続けていると、硫黄の濃度が低下することがある。食事から摂取できる主な硫黄源は、メチオニンシステインアミノ酸)である。

MSMは、人間や動物の副腎皮質に自然に存在している。また、脳脊髄液にも貯蔵され、正常な結合組織の構造を維持する為に使用されている。

MSMサプリメントの最も注目すべき特徴の1つは、物質の細胞内外への出入りを改善することで、体内の解毒機能を助けることである。MSMは細胞の透過性を高め、重金属、老廃物、毒素などを解毒すると同時に、栄養素や水分を細胞内にスムーズに取り込む役割を果たす。

これにより、ほぼ全ての病気の根源である炎症を抑える。研究によると、MSMは細胞膜を安定させ、体の抗酸化機能を高め、傷ついた細胞からの毒素漏出を止めてヒドロキシルラジカル活性酸素)を消去する。

MSMの硫黄はまた、抗酸化物質を統制する役割があり、グルタチオンの生成にも重要な役割を果たしている。また、ビタミンCやDHA/EPA(オメガ3脂肪酸)のような抗酸化物質や抗炎症物質と同時に服用することで、より強力な相乗効果が得られる。

 

 

MSMは体内でどのような働きをするのか?

MSMは体内に速やかに吸収され、以下のような効果があると言われている。

 

■関節炎の症状を緩和する

MSMは、NF-kBの活性を特異的に阻害する。NF-kBは、炎症性疾患に関連している化学物質であり、感染に対する免疫反応を制御する上で重要な役割を果たしている。また、体内の他の炎症性物質の産生を抑制する働きもある。また、結合組織を形成し、関節、腱、靭帯を修復するのに役立つ。

変形性関節症の患者118人を対象とした2004年の研究では、MSM、グルコサミン、或いは両方を組み合わせて行われた。MSM、グルコサミンをそれぞれ1日1500mg摂取した人は、プラセボ群と比較して、痛みや関節の腫れに有意な改善がみられた。

別の複数の研究では、MSMは変形性関節症の原動力である軟骨の変性から軟骨を保護する効果を実証している。この保護作用は、恐らく硫黄の含有量が多いことに起因していると考えられる。硫黄は、軟骨の主要な構造成分であるグリコサミノグリカンの主要要素の1つである。

関節炎、関節の痛み、こわばり、膝や背中のこりや痛みといった問題、関節の痛みによる運動障害を抱える患者の多くが、MSMサプリメントを摂取することで症状が軽減し、生活の質が向上するという研究結果も出ている。

硫黄は、私たちの細胞が日々受けているストレスにより蓄積する毒素をエクソソーム(ウイルス学者たちがウイルスと主張しているアレ笑)という形で放出する為に必要不可欠である。

多くの試験において、MSMとグルコサミン、コンドロイチンを併用することで、副作用を引き起こすことなく、安全に炎症と痛みの強さを抑えることができると結論付けられた。MSM、グルコサミン、コンドロイチンと組み合わせた場合 - 関節炎や関節痛などにおいて優れた治療法であることを示したと言えるだろう。

また、グルコサミン単体よりもMSM単体の方が効くという研究結果も出ている。

 

■アレルギーや腸疾患の改善に役立つ

MSMは、消化管の内壁を再構築し、食品アレルギーによる炎症反応を抑える働きがある。アレルギー反応の引き金となる炎症性化合物の過剰活性を抑制する役割も担っていると考えられているのだ。

2018年にJMIR Research Protocolsに掲載された試験では、MSMを1日3g摂取することで、鼻づまりや鼻水などのアレルギー性鼻炎の主症状をわずか2週間で50%以上軽減できたと報告された。サイトカインやプロスタグランジンの放出を減少させる働きがあることが研究で判明しており、それらの働きがアレルギー症状を抑制するのである。

また、腸疾患の主原因であるリーキーガット症候群の治療にも有効という試験結果が出ている。これは、消化に重要なMSMサプリメントに含まれる硫黄の働きによる効果である。

さらに、MSMサプリメントが痔の治療に役立つという研究結果も出ている。MSMとティーツリーオイルを配合したジェルを塗ると、痔による痛みや腫れを軽減することができる。

 

■運動後の疲労回復をサポートする

MSMは、激しい抵抗運動や持久運動後の筋肉痛を軽減する効果があることも判明している。MSMは天然の鎮痛剤のような働きをし、ズキズキとした筋肉の痛みや腫れを予防・治療すると共に、可動域や可動性を向上させるという研究結果が報告されている。

運動不足の男性16人を対象とした2013年の研究では、MSMを摂取することで、運動後に体に現れる酸化ストレスの兆候を抑え、フリーラジカルによるダメージから守ることが明らかになった。

また、22人のマラソンランナーを対象とした2015年の研究では、ハーフマラソンの3週間前とその2日後に3gのMSMを摂取すると、レース後の筋肉痛や関節痛が軽減するという結果が出ている。

さらに、「The Journal of Sports Medicine and Physical Fitness」誌の研究では、MSMを10日間補給するだけで、抗酸化作用の効果により筋肉の損傷が減少することが実証された。

これらは、MSMサプリメントに痛みや柔軟性の欠如、痛みやこわばりの原因となる乳酸を打ち消す効果がある為である。その作用機序は体内で硫黄が果たす役割に帰着する。硫黄は、筋肉や関節を構成する組織の内部に多く貯蔵されている。

運動中に破壊された筋肉中の硬い繊維組織細胞の修復を助けることで、筋肉が腫れるのを防ぐことができるのだ。

また、筋肉内の細胞壁の柔軟性と浸透性を回復させる働きもある。つまり、栄養素が組織を通過しやすくなることで修復作業が早くなり、運動後の「焼けるような感覚」の原因となる乳酸が除去される。

その結果、回復に必要な時間が短縮され、圧迫感、痛み、けいれん、肉離れのリスクが軽減されるのである。

 

■薄毛・ハゲの改善効果

薄毛、ハゲに悩んでいる人に朗報かもしれない。MSMは、コラーゲンとケラチンのレベルを高める働きがあることが分かっている。この2つの栄養素は、新しい髪を形成する為に絶対に必須の成分である。これらは丈夫で綺麗な爪や皮膚細胞を再生する為にも必須である。

 

■肌トラブルを和らげる

MSMは抗炎症作用がある為、効果的なスキンケア製品としても利用されている。MSMとシリマリン(ミルクシスル=オオアザミエキス)を含有した薬用クリームを塗ると、酒さ、皮膚の変色、アレルギー、皮膚の炎症を抑える研究結果が出ている。

また、研究数はまだ少数だが、シワ、外傷による傷跡、シミ、日焼けを防ぐ効果があるという結果も出ており、美肌維持や若々しさを保つ目的で美容製品にも使われ始めている。

イタリアの研究でも、MSMとシリマリンを配合したクリームを皮膚に塗ることで、酒さの症状が軽減すると発表された。これらは硫黄による抗菌効果とコラーゲン、ケラチンを維持する効果によるものと考えられている。

ビタミンC、ビタミンE、ビタミンAなど、皮膚細胞を作るうえで役立つ抗酸化物質と併用すれば、MSMの効果をさらに高めることができるだろう。

 

■口腔健康を促進する

MSMパウダーを含む溶液で口をゆすぐと、歯周病から口を守り、歯の再石灰化を助けると考えられている。

 

アンチエイジング効果がある

MSMクリームを皮膚に塗布することで、見た目の老化進行を予防することが研究で期待されている。MSMを取り入れた2週間に1度のピーリングは、メリスマの色素沈着、肌の弾力性、しわの程度を減少させる効果が確認された。但し、この研究ではピルビン酸の塗布も同時に行っている。

とはいえ、スキンケアの世界では、MSMクリームを塗ることで肌がより柔らかく滑らかに感じられるという証拠が増えつつある。別の研究では、MSMサプリメントを16週間にわたり経口摂取することで小じわが減少したと結論づけている。

 

■膀胱炎を改善させる可能性がある

MSMは、間質性膀胱炎の症状に対処するのに役立つと考えられている。これは硫黄の効果によるものと考えられる。また、研究数は少ないが、経口摂取で症状が改善した例も幾つか報告されている。

 

■強力な免疫反応を維持させる可能性がある

私たちの免疫は、環境要因により常にストレスを受けている。MSMに含有される硫黄化合物は、免疫反応をサポートする上で重要な役割を果たしていると考えられている。MSMが免疫に及ぼす影響を調べた研究は少ないが、硫黄アミノ酸の成分が免疫機能に好影響を及ぼすことが多くの研究で示されている。

 

■あらゆるストレスを軽減しエネルギーを向上させる

身体がストレスにどう対処するかをコントロールするサプリメント「アダプトゲンハーブ」を聞いたことがあるだろうか。MSMは、精神的、或いは環境要因などあらゆるストレスから回復し、立ち直る力を高める効果があり、アダプトゲンハーブと類似した働きをすると考えられている。

また、MSMはエネルギーを向上させて無気力状態を軽減するのに役立つ。ストレスの多い出来事の後に感じる疲労感を軽減させ、明るく前向きな気分、正常なエネルギーレベルをサポートすると考えられている。

 

■犬、猫などペットにも有効である

MSMはペットにも安全である。「Dogs Naturally Magazine」誌によると、犬の関節痛や怪我、慢性炎症による皮膚アレルギーを抑える為に効果的と報告されている。犬猫用サプリは、商品によってはキシリトールなどの甘味料や香料を含むものが存在する為、十分注意することとある。

犬に推奨される投与量は、体重4.5Kgあたり50~100mgのMSMとされている。

 

 


色々と詳しく調べていくと、MSMの最も一般的な用途には上記を含み以下のようなものが挙げられている。


1. 慢性関節痛(変形性関節症、関節炎、関節リウマチ)
2. リーキーガット症候群と自己免疫疾患
3. 骨粗鬆症、骨折予防
4. 滑液包炎、腱炎、瘢痕組織の形成、その他の筋骨格系の痛み
5. アレルギーと喘息
6. イースト菌感染症
7. 筋肉のけいれん
8. 便秘、潰瘍、胃の不調、消化不良
9. PMS症状(けいれん、頭痛、水分貯留、消化不良)
10. 妊娠線改善
11. 薄毛、抜け毛
12. しわ、日焼け(紫外線や風によるやけどを防ぐ効果がある)、傷、切り傷、擦り傷などの肌トラブル
13. 目の炎症
14. 血行不良
15. 高血圧
16. 疲労、無気力、メンタル疾患
17. 口腔感染症、歯痛、歯周病、歯茎の病気

 

MSMが海外で話題となったきっかけは、抗アテローム動脈硬化症(動脈硬化と肥厚を防ぐ)、化学療法に代わる治療法、天然の抗炎症剤作用だろう。

また、身体のフリーラジカル消去作用を強化することで、酸化ストレスやそれに伴う多くの病気を軽減することも注目を浴びたようだ。炎症を促進するシグナル伝達物質の放出をブロックし、免疫系から送られる有害なシグナルを抑制する抗炎症効果も注目されている。

 

さて、クリームに関する情報を追加です。

 


MSMクリームを塗り始めました。現時点での感想を述べたいと思います。右は国産クリーム、左は海外製です。

 

まず、右の国産の成分を見てみましょう。MSM10%配合です。


全成分:
水、グリセリン、ジメチルスルホン、メチルトリメチコン、BG、エチルヘキサン酸セチル、ジメチコン、ラウリルPEG-10トリス(トリメチルシロキシ)シリルエチルジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、スクワラン、コンドロイチン硫酸Na、グルコサミンHCl、水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Na、アルニカ花エキス、オウゴン根エキス、カミツレ花エキス、セージ葉エキス、ハマメリス葉エキス、ローズマリー葉エキス、アボカド油、オリーブ果実油、サフラワー油、ラベンダー油、尿素、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、パルミチン酸デキストリン、PEG-10ジメチコン、クエン酸クエン酸Na、塩化Na、トコフェロール、メントール、フェノキシエタノール


・・・とあります。メチルトリメチコンは界面活性剤。BG(ブチレングリコール)、エチルヘキサン酸セチル、エチルヘキサン酸セチルは化学合成油脂、PEG-10系はシリコン系界面活性剤などなど・・・。

まあ、一般的な化粧品などと比べると毒性物質は少ないほうかな?でも、表示義務がない化粧品用添加物が腐るほどあるから分からんか。

顔と腕・手に使用。使用した感じは、色々と使用しているだけあり、塗った箇所が1日中もちもちと肌の潤いを保っております。その裏では肌に刺激を与えている可能性がありますが、それほど悪くないと思います。

湿布薬に近いニオイあり。また、若干の刺激あり。元々、関節痛などの用途ですからなあ。顔に塗ると、目の辺りが刺激を受けます。2000円と安くて大量で、もしかすると半年以上もつかも?クリーム自体は乳液に近いタイプで、よく伸びて使いやすいです。値段の割には悪くないかと。

 

 

続いて、海外SOURCE NATURALSのMSMクリームです。MSM13%配合です。


成分:
精製水、 メチルスルホニルメタン(13%MSM)、 アロエベラ葉肉ジェル、 アステアリンン酸、 トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(皮膚軟化剤)、 植物油、 レシチンリン脂質、 グリセリン、 スイートアーモンド油、 ホホバ種子油、 セテアリルアルコール、セテアレス-20(乳化剤)、 フェノキシエタノール(防腐剤)、 酢酸トコフェロール(ビタミンE)、 パルミチン酸レチニル(ビタミンA)、 エルゴカルシフェロール(ビタミンD)、 パンテノールビタミンB5)、 アミノメチルプロパノール(可溶化剤)、 グレープフルーツ種子エキス、 カモミール花エキス、 イチョウ葉エキス、 高麗人参根エキス、 キサンタンガム、 ローズマリー葉油


調べてみると、こちらは毒性らしいものは必要最低限以外は不使用です。成分の安全性でこちらの完勝と言えるでしょう。また、価格も2000円と高くありません。

塗った感じは、上記国産と比べて伸びがなく、肌に浸透するような感じはありません。これは界面活性剤などを使用していない為です。塗ると、1日中しっとりとしておりいい感じです。顔、目の周囲に塗っても刺激がなく、その点もグッド!

臭いは、何となくタイガーバームに近いかも?それだけ天然成分の臭いそのままと言えそうです。個人的には、やはり海外SOURCE NATURALSのものが一押しです。国産は肩や首に使い、腕、手、顔の保湿目的にはこちらを使用し続けてみます。また報告します。

 

 

という訳で、MSM(チルスルホニルメタンまたはジメチルスルホン、DMSO2) 特集第2弾でございました。要するにMSMは硫黄を補給するサプリメントですな。

炎症を抑え、ストレスや痛みを軽減し、免疫力を高め、エネル ギーを増加させる作用が認められている他、変形性関節症や関節痛の治療、リーキーガット症候群のような消化器系疾患の改善、酒さや傷のような皮膚の問題の修復、筋肉痛や痙攣の軽減、薄毛治療などの効果から、海外では奇跡のサプリメントと呼ばれている。

これまでイベルメクチンを盲信してきた私だったが、身体の機能を自然にサポートして解毒効果や健康維持効果を高めるという意味で、アーユルヴェーダサプリであるオキシタードやMSMのほうが良かったのだろうと今になって感じている。

私も早速、効果を確かめる為に1日1,500mgを服用していく。また、実感したことを報告していきたい。

 

retropc8801.hatenablog.jp