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夜間の恐怖 パニック発作と呼吸困難・心臓の痛み


夜間パニック発作は文字通り夜間に起こる症状である。睡眠時には恐怖で目を覚ますこともあり、呼吸が苦しくなり、心臓がバクバクして時には大量の汗をかくこともある。パニック障害パニック発作を患っている人は、夜間パニック発作を起こしやすいと言われている。



夜間パニック発作とは何か?

夜間パニック発作は、夜や睡眠中に突然恐怖を感じて心臓がバクバクしたり、息苦しくなるなどの身体反応が起こる。人口の約1割が毎年パニック発作を経験すると言われており、パニック障害の人の7割が夜間にパニック発作を経験している。

この際に起こる息切れは不安の症状としてよく見られるものである。他の不安症状と同様に不安が解消されれば治まる。

息切れを感じると、人はより不安を感じるようになる。不安の症状に気づくと、呼吸や心臓に問題があるのではと疑われることもある。

 


不安による呼吸困難の原因

恐怖を連想させる何らかの原因が、不安やパニックを引き起こすと考えられている。不安やパニックは、脅威から身を守る準備として生理的な変化をもたらす。

脳は、恐怖を感じる状況に対して戦闘・逃走反応を起こす。心拍数が上がり、血液を臓器に速く送り込み、筋肉に多くの酸素を供給する為に呼吸が速くなる。その結果、息切れが起こる。

専門家も、一部の人がパニック発作を起こす原因についてわかっていない。上述のように、脳と神経系が恐怖と不安を感知して処理するプロセスに影響していると考えられる。

息切れは不安を抱える人が経験する症状のひとつだが、全ての人が呼吸困難に陥るわけではなく、発症年齢やタイミングなどもよく分かっていない。不安は、以下のような身体的・心理的症状を引き起こす可能性がある。

専門家によると、夜間にパニック発作を起こす人は深刻な呼吸の症状があることが示唆されている。息苦しさを感じたり、窒息や心臓発作を起こすような恐怖感にも襲われるという。


専門家によると、原因として以下のようなものが挙げられるという。


夜間パニックの原因と考えられるもの
1. 怒りや敵意を抱えている

2. 不安障害である
3. うつ病を患っている
4. 不眠症を患っている
5. 睡眠時無呼吸症候群を患っている
6. 強迫性障害(OCD)を患っている
7. アルコール依存などがある

 


また、夜間のパニック発作が起こった場合の主な症状は以下のようなものが挙げられる。


夜間パニックの症状
1. 口の渇き
2. 心拍数増加
3. めまい
4. 発汗
5. 寒気
6. 吐き気
7. 下痢
8. 揺さぶり
9. 筋緊張
10. 呼吸困難
11. 胸痛


夜間パニック発作の症状は通常10分以内にピークに達し、その後、徐々に収まっていくようだ。落ち着いて眠りにつくまでに時間がかかることもある。

夜間パニックの診断は、パニック障害に似た症状を引き起こす心臓病や甲状腺疾患などの健康問題を除外する為の検査をすることがあるという。物理的な原因が見つからない場合、症状などに基づいて夜間パニック障害と診断することがある。

 

 


海外フォーラムより、うつ病が呼吸困難を引き起こすか否かの議論(翻訳)


名無しさん

うつ病は、精神的にも肉体的にも影響を及ぼします。落ち込んでいる時やストレスが溜まっている時は、普段の呼吸のペースに比べ呼吸がとても浅くなります。

呼吸が浅くなることで、間接的に「気分が悪い」ということを体が理解する為、浅い呼吸でうつ状態から抜け出すことはほぼ不可能です。うつ病は呼吸を浅くし、浅い呼吸はうつ病の症状を強くする。

私たちは、不安や落ち込み、或いは怒りを感じている人に、いつも深呼吸をするように声をかけます。そうすることで肉体的な緊張が少しでもほぐれ、精神的なリラックスに変わるのです。

不安になると、体は闘争・逃走モードに入り、アドレナリンが分泌されます。将来を心配したり、先の不安を想像してコントロールしようとすると、脳は自分が脅威にさらされていると考えます。その為、脳はアドレナリンの分泌を誘発することで、体を戦うか逃げるかの準備に向かわせます。

アドレナリンによって心臓の鼓動が速くなり、拍動が飛び、不整脈を起こしやすくなります。走る時に涼しくなるように汗をかくようになる。より多くの酸素を取り込む為に、横隔膜からではなく、自動的に胸で呼吸するようになります。休息中に胸式呼吸をすると、息苦しくなり、窒息しそうな感覚になる。

うつ病患者の約9割が不安を感じている。不安はうつ病によく見られる症状であり、不安で悩む患者がいたら、まずうつ病を考えるべき。

 

名無しさん
私は重度のうつ病PTSD、不安症です。30年近く患っています。ようやく生活が落ち着いてストレスが少なくなった頃、自分はうまくいっていると実感し、再び人生を楽しむことができるようになりました。

この落ち着きとエネルギーを取り戻してから何年も経っているので、怖いほど溢れるエネルギーがあります。以前は生活する為だけに全エネルギーを使わなければならず、疲弊して息切れを起こすこともありました。

ベッドから起き上がるだけで息切れがすることもありました。重度のうつ病PTSD、不安神経症を何年も抱えていた為、肉体的に疲れていたのです。私の場合、息切れはうつ病などによる激しい疲労の副作用だったんですね。

うつ病は不安を引き起こす可能性があります。不安は呼吸障害を引き起こす可能性があります。抗うつ剤も、人によって呼吸困難を引き起こすことがあります。

 

名無しさん
私は30歳です。幼少期からトラウマによるうつ病を患っています。人生の大半をトラウマの中で生きてきました。しかし、1年前から自分の中で少しずつ変化が見られるようになりました。

セラピストのカウンセリングに通い、悩みを全て話しています。長期のうつ病は簡単なものではありませんが、目に見える変化を感じています。

精神科医に相談し薬を処方してもらいました。この薬は、脳内の化学バランスを整えるためのものです。多くの場合、薬は必要ないでしょう。しかし、カウンセラーが勧めてくれたので、私は薬を使っています。

私は理由もなくストレスや緊張を感じたり、気分が落ち込んだりすることがありますが、深呼吸などはとても役に立ちます。

私は普段、気分が落ち込むと誰とも話したくなくなり、ひとりの時間が欲しくなります。それだけです。長引くうつ病の中で、私は克服する為に戦っています。そして今、強く言えるのは、うつ病は治るが正しく取り組まなければならないということです。

 

名無しさん
うつ病の症状としてあまり語られることがないのが呼吸への影響です。うつ病が呼吸障害を引き起こす原因はいくつかあります

まず、うつ病になると呼吸が浅くなったり不規則になります。これは、うつ病が脳の変化を引き起こし、呼吸の仕方に影響を与える為、起こるそうです。さらに、うつ病になると必要なだけの酸素を取り込まなくなることがあり、これも呼吸が浅くなる一因となります。

第二に、うつ病は胸の痛みや締め付けを引き起こすことがあります。これは、うつ病が筋肉の緊張や炎症を引き起こす可能性がある為と考えられます。さらに、胸の痛みや締め付けは、浅い呼吸や不規則な呼吸によって引き起こされることもあります。

 

名無しさん
本当に悲しい時、落ち込んでいる時は辛いものです。極度の悲しみは、実際に心臓発作に似た症状で胸が痛くなります。アリゾナ大学とメリーランド大学の科学者たちは、このケースにおける心と体のつながりを最近になって解明し、2009年に発表しました。

彼らによると、感情的な反応をコントロールする脳の一部(前帯状皮質)は、私たちが深刻な感情的ストレスを受けると、より活発になるそうです。その結果、さまざまな反応が起こる。

その中でも特に、迷走神経(胸や腹にある)が刺激され、これらの部位に痛みを感じるようになる。それが心臓の痛みと腸の感覚の原因のようです。

ブラウン大学の研究者によると、女性は、激しい精神的ストレス、怒り、悲しみにさらされると、心臓の筋肉が弱くなり、心臓発作に似た症状を起こすブロークンハート症候群(たこつぼ型心筋症)になる危険性があるとのことです。

このような状況では、メタネフリンやノルメタネフリンなどのストレスホルモンが大量に分泌され、さらに神経ペプチドY、脳性ナトリウム利尿ペプチド、セロトニンなどのタンパク質も過剰に分泌されるという仮説が立てられています。

これが心臓に直撃し、心臓を弱らせ、一時的に機能を停止させる。これは感情が肉体的な苦痛に変換される最も深刻な形態の1つであり、人を死に至らしめたこともあります。

実際、研究されている患者の一人は死亡しています。また、たこつぼ型心筋症にかかる人の95%が女性であることから、感情的な痛みと身体的な痛みの関係が異性間で異なることがわかります。

私自身、精神的に追い込まれた時や、悲しい時、大きな落ち込みの時に、何度も心臓の痛みを感じたことがあります。このような痛みは、決して軽視できるものではありませんし、そのような傾向がある人は、将来的に心臓病を発症する確率が高いと言われています。

身体的苦痛と精神的苦痛の間にある生物学的経路はよく分かっていませんが、このような研究により、この関係がいかに複雑で、心の苦痛がいかに現実的な痛みであるかが明らかになってきています。

 

 

・・・ということで、パニック発作で苦しむ人にとって、少しでも有益な情報となれば幸いです。