Reincarnation (LANGLEY-245)
今回のブートネタは、ヘヴィメタルのパイオニアの1つとされる大御所ブラック・サバスでございます。LANGLEYレーベルから2003年に300枚限定でリリースされた、プレス盤4CDのブートレグです。
80年代中期、バンドはメンバーが安定せず低迷し続けた。しかし1989年、セッション活動を中心に活動していた大物コージー・パウエルが参加。コージーは2枚のアルバム「Headless Cross」「TYR」に参加し、バンドは再び息を吹き返した。
「TYR」ツアー後、トニー・アイオミは更なるバンド復活をかけて元メンバーのロニー・ジェイムス・ディオとギーザー・バトラーに復帰を打診し、2人のバンド参加が決定。トニー・マーティンとニール・マーレイは解雇となった。こうしてブラック・サバス史上最強布陣と呼ばれるメンバーによってアルバム制作が開始される。
ブートの構成は、ディスク1にコージー参加直後「Headless Cross」リリース時のラジオショー出演時の音源、「TYR」のレア音源等を収録。
ディスク2-3は、ギーザー・バトラーのソロバンドの音源、コージーが在籍していた頃の「Dehumanizer」リハーサル音源やデモ音源を収録。
ディスク4は、1995年「Forbidden」ラフミックスとなっている。殆どの音源は、コージー・パウエル死後に流出したコージーテープが基となっているようだ。
なお、ギーザー・バトラーのデモ音源(ディスク3トラック1-2)は、
カール・センタンス(ボーカル)
ペドロ・ハウス(ギター)
ジェラルド・ウッドラフ(キーボード)
ゲイリー・ファーガソン(ドラム)
というラインナップで演奏されているらしい。
ディスク盤面。真っ黒のディスクに赤文字という、サバスらしさ溢れるシンプルかつダークなデザインが逆に好感が持てる。
このブートにはインナーが入っており、使用されたカセットテープ(コージーテープ)の画像が掲載されている。私はサバスについて大して詳しくないので、あまり語ることは出来ない。という訳でフルアップ音源をどうぞ!
disc 1
disc 2
disc 3
disc 4
以上、Reincarnationでした。転載は出来ればやめてちょ🙏
Omake🙄
「Forbidden」といえば、上記「Reincarnation」に収録されたラフ・ミックスとは別バージョンのモノが出ていることはご存じでしょう。ラフ・ミックスだけでも2,3種類ほどリリースされたような気がする。その中から所有しているものを紹介しましょう。
Forbidden Rough Mix (LANGLEY-139)
LANGLEYレーベル1CDR。サウンドボード音源。「Reincarnation」のラフ・ミックスと比べて、こちらはヴォーカルが入っていない。カラオケを聴いているような感じで面白味は無いかも?ただ、完成版(公式スタジオアルバム)と演奏が所々違う箇所があり、ファンなら聴いておいて損はないはず。
バックインレイ。使用されたコージーテープの画像も。
ジャケット、インレイの裏側。
以上、おわりだす😙