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Cozy Powell - BBC in Concert 1980 Bootleg File


孤高のドラマー、ロック界の渡り鳥などと呼ばれる故・コージー・パウエルの、1980年BBC IN CONCERTを収録したブートレッグを紹介するよ😄

コージーのソロ活動は1973年からスタートする。自身が結成したベドラムでの活動中にソロ名義でシングル「DANCE WITH THE DEVIL」をリリース。翌74年1月のイギリスのシングル・チャートで3位を記録するヒットとなり、続く2ndシングル「THE MAN IN BLACK」も18位とヒットした。これによりソロやセッションの仕事が忙しくなり、ベドラムは74年3月で活動を停止した。

ベドラム解散後、4月にはバーニー・マースデン、クライヴ・チャーマン、ドン・エイリー、フランク・アイエロというラインナップでCOZY POWELL'S HAMMERを結成する。シングル「NA NA NA」はイギリスで10位を記録し上々のスタートを切ったが、続く「LE SOUK」はレコーディングしたもののリリースされることはなかった。アルバム・リリースに向けて他にも曲をレコーディングしていたが結局はお蔵入りとなり、その後、クライヴが脱退してニール・マーレイが加わるが程なくしてHAMMERも活動を停止している。


1975年初め、ハンブル・パイのグレッグ・リドリー、クレム・クレムソンと共にストレンジ・ブルーを結成するが、直後にクレムソンが手首を骨折した為に活動停止となる。この後、コージーは音楽活動をやめてレーサーとして本格的に活動し始めている。1976年のインタビューで、コージーはこの時のことを語っている。

「去年は音楽活動を完全にやめて、レーシングカーに夢中だったんだ。もう演奏活動は一切やりたくなかったんだけど、リッチーがどうしてもと言うので・・・。とにかく、カーレースに魅力を感じていたんだ。

今年(1976年)はイギリス、ヨーロッパでF3レースにも出る予定だったんだけどね。でも、リッチーと組むことを決心して、カリフォルニアに行ってやっているうちに、すぐにまた(音楽を)やる気が出てきた。それでレーシングはやめることにした訳さ」


こうして再び音楽業界に戻ってきたコージーは、ストレンジ・ブルーには参加せずレインボーに参加することになる。

レインボー在籍時の1979年、自身初のソロ・アルバム「OVER THE TOP」をリリース。ゲイリー・ムーアジャック・ブルースといった実力派ミュージシャンが参加したこのアルバムは、ジャズ・ロックとハード・ロックの要素をバランスよく取り入れた良質のインストロック・アルバムであった。


1980年1月には、アルバムのレコーディングにも参加したジャック・ブルース、ドン・エイリー、マックス・ミドルトン、クレム・クレムソンというラインナップで、BBCの音楽テレビ番組"The Old Grey Whistle Test"と、ラジオ番組"BBC in Concert"に出演。ライブを行い、それぞれ映像と音源を残している。

その"BBC in Concert"は、1980年1月9日ロンドンのパリス・シアターで収録された。収録から3日後の1月12日にラジオ放送されている。この音源は定番音源として古くから出回っており、ブートレッグ盤として何枚かリリースされている。今回はそれらのブートレッグ盤を紹介しましょう!

 

 

 


OVER THE BBC (elements-001)

1. Theme 1
2. Sweet Poison
3. The Loner
4. Tickets to Waterfalls
5. Killer
6. Killer*
7. The Loner*
* "The Old Grey Whistle Test" Jan 8, 1980


ELEMENT of CRIMEレーベル、プレス盤1CD。同レーベルのデビュー盤。1980年1月9日ロンドン公演をFMエアチェック音源+1月8日"The Old Grey Whistle Test"出演時のライブをビデオ落としのライン音源で収録。90年代半ばにリリースされたブートレグで、2000年頃は頻繁に中古で見かけましたが、今はなかなか見かけなくなりました。

BBCライブの音源自体は、アナログブート時代からレインボーのブートなどに断片的に収録されていたようですが、完全収録という形でブートレッグ化したのはこのCDが初めてではないかと思います。

1-5のライブが1月20日となっていますが正しくは1月9日の収録、1月12日放送で、12日の放送音源をエアチェックした音源と思います。トラック4は"Take to the Water"となっていますが、正しくはジャック・ブルースの1STアルバムに収録されている"Tickets to Waterfalls"ですね。個性的で味のあるジャックのヴォーカルが聴けるのが嬉しい所です。

それにしても、ここで聴けるソロ・アルバムの楽曲はジャズ、フュージョン、プログ・ロックの要素が強いものばかりで、どちらかというと自身のバンドHAMMERのサウンドに近い印象です。そして、HAMMERやこの音源を聴いて、コージーはジャズ・ロックも非常によく似合っているドラマーだと感じられると思います。落ち着いた重みのある叩き方と独特のリズムパターンは、特に"Sweet Poison"のような曲で活かされております。素晴らしいです。

6-7のOGWTの音源は、かなり劣化した録画テープからの収録と思われます。ビデオ落とし特有の厚みのないペラペラの音質で聴いているとストレスが溜まりそうです。正直、収録しなくても良かったのではないかと思えます。

 

 

 

 

 

 



COZY TAPES (elements-043)

1. Theme 1
2. Sweet Poison
3. The Loner
4. Tickets to Waterfalls
5. Killer
6. Killer*
7. The Loner*
8. Hold On**
9. Super Strut**
10. Foolish Girl**
11. Keep Your Distance**
* "The Old Grey Whistle Test" Jan 8, 1980
** "BBC John Peel Sessions" Oct 15, 1974


ELEMENT of CRIMEレーベル、プレス1CD。上の「OVER THE BBC」と全く同じ内容に音質です。本作は新たにCOZY POWELL'S HAMMERのBBCライブを追加収録しており、どちらかというと目玉はそちらと言えそうです。実際、ジャケットにはHAMMERのメンバー集合写真を使用しているので、こちらがメインの収録と捉えて良いのでしょう。HAMMERの音源は、恐らく本作がブート初収録となるはずです。

「OVER THE BBC」同様、相変わらず1月9日のライブを1月20日と間違えて記載しております。ジャック・ブルースの曲も相変わらず誤記されたまま。HAMMERの曲も多くが誤って表記されております。

初登場音源となるCOZY POWELL'S HAMMERのBBCライブですが、1974年10月15日ジョン・ピール・セッション放送用に収録されたもので、後にリリースされるブートレグ「LOST REEL MASTERS」にも収録されております。


【追記】

と思ったのですが、ブートショップで「LOST REEL MASTERS」及び、WET DREAMS RECORDSレーベル「LOST MASTERS 1974」の収録曲を見てみると、ジョン・ピール・セッションの音源は収録されていませんでした。ということは、ジョン・ビール・セッションの音源が収録されているブートは本作だけ、ということになるのでしょうか。そうすると、このブートはまだ価値が残っているということになりそうです。

 

HAMMERはシングル盤リリースのみでアルバムはリリースされていないので、本作で初めてHAMMERの曲を聴いたという人は割と多かったのでは。私も、ジェフ・ベック・グループやべドラムは既に聴いて知っていたのですが、HAMMERは未聴でした。初めて聴いたときは、コージーがこんな音楽をやっていたんだ!と衝撃を受けたものです。

べドラムに参加していたヴォーカルのフランク・アイエロは引き続きHAMMERにも参加。べドラムではハードロック・シンガーとして絶叫していたフランクは、HAMMERでは実にしっとりと歌い上げております。べドラムよりもHAMMERのサウンドのほうが彼には合っていると思います。歌は上手いし、なかなか個性的なシンガーだと思うのですが、本職のバス運転手の合間に音楽活動をしていたそうですね。

81年発表のコージーの2ndアルバム「TILT」では、HAMMER時代に録音していた"Living A Lie"を再録音、アイエロも参加して相変わらず素晴らしい歌声を聴かせてくれます。

HAMMER時代のことに関して、メンバーとして活動したニール・マーレイが色々と語っているみたいですね。


ジェフ・ベック・グループが頓挫した後、コージーは、べドラムを含む幾つかのバンドで演奏していた。

RAKという当時成功していたレコードレーベルのプロデューサーだったミッキー・モストの為に、ルルやドノヴァン、ホット・チョコレートなんかのセッションもやっていたんだ。彼の名がクレジットされることは殆どなかったけどね。

コージーにドラムシングルを提案したのはミッキーで、結果的に1974年初旬に「Dance With The Devil」が大ヒットした。その後「The Man In Black」「Na Na Na」もヒットしたから、突然ちょっとした有名人になった事実を利用して、コージーは自分のバンドを結成することになったのさ。

ベースに(ニール・マーレイの師匠的存在の)クライヴ・チャーマン、ギターにバーニー・マースデン、キーボードにドン・エイリーを起用したんだ。


1974年の夏、僕は仕事がなくてブラブラしていたんだけど、HAMMERはイギリスでかなり頻繁にギグをやっていたんだ。

ところが9月頃にクライヴが、リンダ・ルイスというイギリス人シンガーが出演するロニー・スコッツという有名なジャズクラブで数週間だけ演奏するチャンスに恵まれて、代役として僕をコージーに紹介したってわけさ。

当時HAMMERは、ブライアン・ジョンソンがフロントマンだったジョーディーというバンドのサポートをロンドンでやっていたから、ロンドンまで会いに行ったけど、それがコージーとの最初の出会いだよ。

彼は非常に真っ直ぐな人間で、馬鹿な奴らは容赦しなかったけど、僕は問題なかったよ。クライヴが推薦した人物なんだから大丈夫・・・って決めているような印象だったね。

リハーサルをちょっとやって、ギグを数回やって、1975年初旬にBBCラジオの有名なDJだったジョン・ピールの"TOP GEAR"という番組のレコーディングをしたんだ。クライヴが演奏した曲もあったし、僕が演奏した曲も3~4曲あったけど、クレジットは全部クライヴだった。


その後、僕は"RAK Rocks Britain"というツアーでバンドと演奏したけど、RAKと契約していたスージー・クアトロアロウズというバンドも一緒だったよ。でも、どういう訳かミッキー・モストはHAMMERのアルバムをやりたがらなくて、バンドは消滅したんだ。

ハッキリしたことは言えないけど、HAMMERの音楽は、RAKのアーティストがターゲットにしていたポップスファンには高尚過ぎたんだと思うよ。

僕らのオープニング曲はファンキーなフュージョン・インストだったし、クラシックの"1812"も演奏していたから、ヒット曲を演奏するHAMMERを観に来た10代の女の子たちは困惑しただろうしね。

コージーはポップスターになって、興味もない単純な曲を演奏するように追い込まれていたんだろうけど、彼がそうするつもりだったとは思えないよ」


・・・とのこと。お蔵入りとなったアルバムを収録したブート「LOST REEL MASTERS」は、プロデューサーのミッキー・モストがリリースに乗り気ではなかった為にお蔵入りとなったみたいですね。非常に興味深い話でございます。

でも、ニール・マーレイが少し勘違いしているのか、それともデータが誤っているのか分かりませんが、1975年の初め頃にはコージーはストレンジ・ブルーを結成となっているのですが・・・どっちだろう。そして、1975年のジョン・ピールの番組に・・・とコメントしているのは、もしかしたらここで紹介している1974年10月のことかな?

 


それでは、この記事の趣旨とはちょっと違いますが貴重なHAMMERの74年ジョン・ピール・セッションの音源をどうぞ!クレジットはクライヴとなっていますが、マーレイの発言が正しければ、この時期クライヴは抜けているはずなので、マーレイが演奏しているのかもしれません。

Bernie Marsden : gt
Don Airey : key
Clive Chaman : b
Frank Aiello : vo
Cozy Powell : dr

 


1974. 10. 15 John Peel Sessions

 

 

 

 

 

 



KILLER (LANGLEY-177)

1. Theme 1
2. Sweet Position
3. Member Introduction
4. The Loner
5. Tickets To Waterfalls
6. Killer

Octopuss In Progress Recorded In Britannia Row Studios, London Sept/Oct 1982
7. Rattler's Revenge (Up On The Downs)
8. 633 Squadron (with Cozy)
9. 633 Squadron (Orchestra Rehearsing)
10. Octopuss (Bass & Drum Machine)
11. Big Country (Orchestra Rehearsing)
12. Big Country (with Cozy)
13. Formula One (Backing Track)
14. Princetown
15. The Rattler (Version 1)
16. The Rattler (Version 2)
17. The Rattler (Version 3)
18. The Rattler (Version 4)


LANGLEYレーベル、プレス盤1CD。1980年1月9日ロンドンでのライブ+1982年のスタジオ・セッション音源をそれぞれサウンドボードで収録。

既発2枚はエアチェック・テープから収録された音源で、FMラジオらしい相応の音質でした。それに対し本作は音の輪郭がハッキリとしており、非常にシャープで鮮明な音質です。


本作は、コージー亡き後に流出した通称コージーテープを使用して制作されたそうです。BBC1980の決定盤とも言うべき1枚で、これ以上のアッパー版は今現在に至るまで登場しておりません。

本作は2003年のリリースで廃盤ですが、後に「OVER THE TOP SESSION」や「COZY POWELL & FRIENDS BBC IN CONCERT」といったタイトルで同じ音源が収録されたブートが定期的に再販されております。

使用されている音源は全て本作「KILLER」と同様の物です。今からCDを探すなら本作を含む後発盤にすべきです。ELEMENT OF CRIMEレーベルの2枚は完全にマニア向けです。


ディスク後半は、1982年9月~10月にロンドンにあるBRITANNIA ROW STUDIOで行われたスタジオ・セッション音源をサウンドボードで収録。

メル・ギャレー、コリン・ホッジキンソン、ジョン・ロードという、当時のホワイトスネイクのメンバーたちが参加している(アルバム「OCTOPUSS」にも参加)。

3rdアルバム「OCTOPUSS」の完成に向けてレコーディングを繰り返していた時期で、その完成への過程を窺い知ることが出来る面白い音源です。

後に、西新宿ダイカン某店のギフトCDRで「OCTOPUSS IN PROGRESS」という形で同じ音源が配られたそうです。では試聴音源をどうぞ!

 


BBC IN CONCERT 1980. 1. 9



OCTOPUSS IN PROGRESS 1982

 

 

 

 

 

 


BEST OF THE TAPES (LANGLEY DELUXE 001)

LANGLEY DELUXEレーベル、プレス盤1CD。これまでLANGLEYレーベルがリリースしてきた、コージーテープを基に制作されたブートレッグから各音源を集めたベスト・テイク集。詳細は割愛するとして、BBC IN CONCERT1980の音源が収録されている為、一応ここで取り上げた次第です。トラック5に"Killer"が収録されております。試しに聴いてみたい方は・・・今更これを購入する人は果たしているのか?

曲によってオーディエンス音源だったりサウンドボード音源だったりとバラバラなので、ベストテイク集にしても統一感がなくて通して聴くには辛いものがあります。どちらかというとサンプラーの色合いが強いでしょう。

 

 

 

 

 

 


OVER THE TOP SESSION

DISC 1
Making Of “Over The Top” Album Studio Demos Recorded At Central Sound Studio, London, UK In 1979

1. Over The Top 
2. El Sid 
3. Heidi Goes To Town #1
4. Heidi Goes To Town #2
5. Sweet Poison #1
6. Sweet Poison #2
7. Sweet Poison #3
8. The Loner #1
9. The Loner #2

Bonus Track : Don Airey’s K2 Tales Of Triumph And Tragedy Rough Mix & Demos The Original Demo Tracks Recorded At Sarm Studios, London, UK 1988. Taken From The Original Cassette Tapes Dated “21st June 1988” As Handwritten On The Tape Box.
10. K2 Overture
11. Whiteout
12. Close To The Sky

DISC 2
Studio Live Rehearsals
1. Killer
2. Sweet Poison
3. Theme One #1
4. Theme One #2
5. Tickets For Waterfall #1
6. Tickets For Waterfall #2
7. The Loner

BBC In Concert Recorded Live At Paris Theatre, London, UK 9th January 1980
8. Opening
9. Theme One
10. Sweet Poison
11. Member Introduction
12. The Loner
13. Tickets To Waterfall
14. Killer

Bonus Track: Recorded At The Mill Recording Studio, Cookham, Berkshire, UK In 1992. Taken From The Master DAT Tapes Dated “3rd July 1992” As Handwritten On The Tape Box.
15. Dance With The Devil


レーベル不明、プレス盤2CD。アルバム「OVER THE TOP」のレコーディングセッションの音源などを収録した貴重音源集。コージーテープシリーズをリリースしてきた西新宿ダイカン某店製のブートレッグです。

DISC1は1979年ロンドン・セントラル・サウンド・スタジオで録音された「OVER THE TOP」レコーディングセッションの音源。"Over The Top", "El Sid"は初収録音源。残りの"Heidi Goes To Town"#1~#2, "Sweet Poison"#1~#3, "The Loner"#1~#2は、過去にリリースされた同店製作のブートレッグ「ALIVE IN STUDIO II」に収録されたものをリマスターして再収録した音源です。

全てのトラックでギターを弾いているのがバーニー・マースデンで、オフィシャルとの違いが楽しめるのが面白い点です。DISC1終盤にはドン・エイリーのソロアルバム「K2」のデモ&ラフミックス音源を収録。


DISC2は、やはり同店にて過去にリリースされた「ALIVE IN STUDIO」から1980年BBCライブに向けて行われたリハーサル音源を収録。続いて1980年1月9日ロンドンで収録された"BBC in Concert"の音源。こちらは上で紹介した「KILLER」をリマスターした音源を収録・・・との事ですが「KILLER」と聴き比べて見ても違いが全く分かりません。

ラストは、1992年に収録された"Dance With The Devil"を収録、となっております。過去にリリースされた「OVER THE TOP」関連のコージーテープ音源をリマスターして再収録した音源なので、買い逃した方には嬉しいアイテムかと思います。音質も良好でお勧めの一枚。

DISC1「OVER THE TOP」スタジオセッションはリズムトラックなどがメインで、完成までの過程を知る上では面白い音源ですが、完成版と比べるとどうしても味気なく感じてしまいます。ただ、一切加工されていないストレートな音が楽しめるので、純粋にコージーのドラムを楽しみたい方は満足できる音源だと思います。バーニー・マースデンとクレム・クレムソンとの違いを聴き比べるのも面白いかもしれませんね。

K2は、実はこのブートで初めて音を耳にしたのですが、サウンドトラックやイメージアルバムのような雰囲気の音楽という印象。ギターはゲイリー・ムーアの後任として末期コロシアムⅡに参加していたキース・エイリー、ベースはブラック・サバス「HEADLESS CROSS」の一部で弾いていたローレンス・コットル、ドラムがコージーという布陣。

DISC2のスタジオリハーサルはカセットレコーダーを置いて直接録音したと思われる音です。"BBC in Concert"本番と比べて演奏も音質もラフで、それが逆に本番のライブよりも迫力ある演奏に感じられます。コージーが目の前でドラムを叩いているかのような音はファン必聴です。BBCライブについては「KILLER」のレビューを参照にしてください。では試聴音源をどうぞ。

 


CENTRAL SOUND STUDIO, LONDON 1979

 


DON AIREY'S K2 ROUGH MIX & DEMOS

 


STUDIO LIVE REHEASALS

 

以上、コージ・パウエルのBBC IN CONCERT1980を収録したブートレッグ特集でした。