レトロゲームを飾って眺めているだけの男のブログ

【FLAPPY】フラッピー95 Windows10のPCにインストールしてみた!【デービーソフト】


dB-SOFTの代表作にして名作パズルゲームとしても知られる「フラッピー」のWindows95対応版「フラッピー95」をWindows10にインストールしてみた!

私より世代が少し下の方は、パズルゲームといえば「テトリス」「ぷよぷよ」「ぐっすんおよよ」「ぱずるだま」「マジカルドロップ」シリーズが頭に浮かぶと思いますが、私と同世代の方は「倉庫番」「ロードランナー」「キャッスル」、そして「フラッピー」もお馴染みではないでしょうか。

フラッピーは1983年にシャープ製PC「X1」で登場後、各種国産PCやファミコンにも移植されたので、小さい頃に遊んだことがある方も多いかと思います。私はファミコン版が初フラッピーでございました。耳に残る心地よいBGMと可愛らしいキャラクターたち、対照的に鬼のような難易度で、小学校低学年のチビには地獄のようなゲームでした。ミスしながらも必死に考え何度も挑戦して、少しずつ先に進めてゆく楽しさ、思考と精神力、忍耐と限界のバランスを教えてくれたゲームの1つです。

フラッピーの説明やルールは、ウィキを始め、他にも非常に詳しく解説をしておられるファンサイトがたくさんあるので、そういったサイト様を参照にしてくださいませ。ここでは、1996年に発売された「フラッピー95」を軽く紹介させて頂きます。本作については情報らしい情報が殆ど出てこないレア作品と化しているようです。

Win95用の当ソフトをWindows10にインスコ出来るのか実証実験と、資料的な意味で説明書の画像などを紹介します。デービーソフト名義で発売された最後のフラッピー、それではレッツスタート!

 

追記:

せっかくだから、フラッピー95のBGM全曲集を聴きながらどうぞ。ネットの世界は広くても、フラッピー95のBGMが聴けるサイトはツベも含めてここだけではないかな。MIDIによるBGMは懐かしさを感じさせます。


BGM集

 

 

 

パッケージ裏


パッケージ裏面。本作が発売した時点で、フラッピーは既に過去のパズル作品という印象がありました。売れ行きはかなり悪かったのではないでしょうか、それ以前に流通量自体が相当少なかったと思われます。当時から新品・中古で見たことが殆どありません。

 


80年代のオリジナル・フラッピーと比べてデザインが妙に簡素化された印象を受けます。さておき、本作は何とマップエディター付き!これがフラッピー95最大の売りでしょう。フラッピーは本作以降も新しいバージョンが出ているみたいですが、エディターが付いているのは本作だけみたいです。故に本作を探し求めているフラッピーマニアの方もいる、らしい

 


ゲームの目的は、簡単に言えば敵などを避けつつ青いブロックを目的地まで運ぶ。単純な内容ですが、半キャラずらしならぬ半ブロックずらし、画像にあるような高等テクなどを駆使しながら非常に頭も使う内容で、大変に奥が深いゲームでございます。

 


BGMは、当時のPCゲームでは当たり前だったMIDI音源で収録されています。壁紙を収録しているのもファンは嬉しいところでしょう。つーても今のPCだと解像度が違いすぎて壁紙として使い物にならないですが苦笑。

また、プレイ中にネットに接続することで、公式のヒントを見ることが出来たなど、ネット黎明期らしいサービスにも対応していました。デービーソフトのサイトは随分と前に消滅しておりますがね・・・。

 

 

 

内容物


内容物は、3.5インチフロッピー1枚、「使用上のご注意」というペラ紙1枚(裏面は印刷無し)、アンケートはがきです。詳細なマニュアルは公式サイトにて確認という、現在では主流となった形式をとっています。デービーソフトの公式サイトは既にありませんがね・・・。



 

WIN10PCにインスコ
最新のWin10(64bit)で、それなりのスペック(Core i5 9400 メモリ8GB)のPCにインスコ出来るのか実証してみました。USBの外付けFDDを久々に引っ張り出して、インスコ作業を行います。

 


結果、インスコ出来ました!まさか令和4年にフラッピーアイコンを見ることになろうとは。それではゲーム起動です!

 

 


めっちゃ懐かしい・・・可愛い動きのユニコーンも旧PC版やファミコン版と同じです。あの頃の記憶が蘇る。出来ればUSBコントローラーが欲しいところですが、キーボード操作です。

 


操作感に若干の癖がある為、操作やルールに慣れるまでにキレて投げてしまう人もいるかもしれません。パズル系が苦手は人は面白く感じられないでしょう。簡単に説明すると、青いブロックを青く光ったスペースまで運ぶというもの。

茶色いブロックの他、時には敵を利用しながら運んでいきます。茶色いブロックは壁にぶつけると壊れてしまいます。何度も失敗を重ねながら、少しずつルートを考えて見つけてゆくことが本作の楽しみと言えます。

 


目的地までブルーストーン(青色のブロック)を運んでステージクリア。

 


この先200ステージまで続きます。頭の体操に最適なゲームだと思います。

 


オプション類も充実。ゲームの動作速度を変更できるので、アクションが苦手な人でも頑張れるように配慮してくれています。

 


ヒントもあるよ!笑

 

 


マップエディタもちゃんと起動しました。ある意味これが一番楽しいかも。

 


アホ過ぎるマップを適当に作ってセーブした・・・つもりですが、マップを読み込もうとしても表示されません。どうなっているのでしょうか。

 


あれま、保存されていません。やはりWIN10だとこの辺りには対応していないかな?マップエディターを動かして遊びたい場合はWIN98やXP辺りのOSを搭載した機種を用意しないと駄目みたいです。がっぱし・・・。

という訳で、なかなか中古で見つけられない作品ですが、まだ遊んだことのないファンの方は是非探してみてください。以上、フラッピー情報局でした😄

 

 

ステージ1のプレイ動画だけ投稿しました。完全にクリアのルートを忘れてるわ・・・😪