レトロゲームを飾って眺めているだけの男のブログ

【メガドライブ】魔物ハンター妖子 第7の警鐘 説明書スキャン画像【レトロゲーム】

f:id:bootlegbootleg:20210913134009j:plain
プレミアがついたレトロゲームの説明書を適当にアップしていくシリーズです🙂

クソゲーなのにプレミアがついてしまったMD版「魔物ハンター妖子 第7の警鐘」の説明書画像を淡々と掲載していくだけの記事です。ゲームについては上のリンクからどうぞ。

このゲームは本当にいい思い出がありません。発売から1年が経過した頃の中古価格は2980円ほど。購入後、プレイして楽しい、面白いと感じたことは一度もありません。最後までただただ苦行の連続であります。このゲームを高額で買う人はマゾかな?

では、説明書をどうぞ。画像をクリックで拡大されます。

 

 

以上です😪

 

 

 

f:id:bootlegbootleg:20210913191422j:plain
せっかくだし、メサイヤより1991年に発売(開発はKLON)されたメガドライブ版「魔物ハンター妖子」ゲーム内容を紹介するぜ!

原作は漫画およびOVAで、久川綾が初めて主役キャラの声を当てた作品として有名でしょう。「魔物ハンター妖子」のゲーム化は本作メガドライブ版が初で、後発でPCエンジンCD-ROMで2作品が登場しています。

本作は発売時から評価がいまひとつで、BEEP!メガドライブ誌の読者レースでは初登場から最終回まで6点台前半のままでした(優良ソフトの判断基準は7点以上から)。批評の多くは、独特の癖がある操作性であるにも関わらず、細かいテクニックを要求される場面が多く、故に難易度が極悪でバランスが悪いなどが主でした。

最近、本作を取り上げるサイトが増えたみたいです。「見た目のギャルゲーっぽさからは想像もつかない硬派な内容」といった、本作の高難易度を好意的に紹介している人が多い印象を受けます。恐らくリアルタイムで本作を遊んだことがない方々でしょう。

発売当時に本作を購入した人間として言わせてもらうならば、少ない小遣いを叩いて本作を購入した中学生を絶望のどん底に叩き落してくれたクソゲーでございます。難しくても操作しているだけで楽しいと思わせてくれる、アクションならではの爽快感が本作は皆無です。

独特な操作感は慣れによって解消できますが、敵や弾に少し触れるだけで大ダメージを食らう、敵を確実に仕留めながら進めていかないと囲まれて即死する、トラップが陰湿すぎる、それに加えて後半は道中やボス戦の時間制限に苦しめられるなど、苦行の連続と言わざるを得ません。


にも関わらず、気が付けば本作はプレミアソフトとなっております。地味で目立たない作品という評価が長く定着していましたが、プレミア化により注目を集めたことで、本作を購入してレビューする人が増えたのかもしれません。

名作ならともかく本作に高額を出すのは理解出来ません。ひたすらストレスが溜まり、AVGNの如く「Fuuuuuuck!!」と叫んでカートリッジを叩きつけたくなるほどの内容です。

まさかパッケのキャラ絵で価値が上がっとん?画集でも買えばええじゃん😑

 

 

f:id:bootlegbootleg:20210913191826j:plain
学校が突然、闇に包まれました的なオープニング。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913191936j:plain
オプションはなく、難易度設定やコンティニュー回数の変更なども不可。ジャンプ操作に非常に強い癖があります。「アトランチスの謎」に何となく似たタイプかな。ジャンプボタンと十字キーの強弱で距離や方向が大きく変わる。ジャンプ後の軌道変更が効かないので厳しい。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913192856j:plain
ジャンプの飛距離を誤ったら即1ミス。足場の悪い場所で敵が突っ込んできたりミスを誘うトラップも多い。シビア過ぎる、いらいらいら・・・。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913193115j:plain
ステージ1のボス。アクションが苦手な人は、ここに辿り着くまでに挫折した方も多いと思います。私の友達がそうでした。最初から難しすぎるんだよなあ。ボスよりもジャンプ操作の難しさでいらいらする。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913193403j:plain
ステージをクリアする毎にこういうのが表示されます。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913193505j:plain
ステージ2。ジャンプによる細かな操作を要求されない分、ステージ1よりも楽に感じられると思います。BGMも素晴らしい。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913193621j:plain
落下による1ミスはないものの、嫌らしい敵配置やトラップが多数あり厳しい。壁や地面から噴き出す汚物火炎放射に触れると大ダメージ。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913193839j:plain
ゲーム中で最も簡単な最弱ボス。火を吐いたらジャンプして避けて、間髪入れず攻撃しまくって、火を吐いたらジャンプで避けて・・・の繰り返しでOK。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913194011j:plain
・・・・・・🤪

 

f:id:bootlegbootleg:20210913194035j:plain
ステージ3は、ステージ1同様にジャンプ操作のミスによる落下死が多発しやすい。さらに敵の攻撃が激しさを増しており、初心者にとって最初の難関となるステージと言えます。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913194411j:plain
ウツボカニが合体したみたいなステージ3のボス。水中での戦い。水の抵抗により動きが奪われて非常に操作しにくい。とろとろしているとあっという間にタイムアップです。タイムアップで死んだ。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913194623j:plain
今度は残り29秒で何とか倒したぞ!時間制限が厳しすぎるんじゃい!

 

f:id:bootlegbootleg:20210913194723j:plain
太もも見せたいだけちゃうんかと😗

 

f:id:bootlegbootleg:20210913194753j:plain
ステージ4。開始直後から蜂か何か不明の大群が、大量の弾を吐きながら嫌らし過ぎる軌道で飛び回ってきます。まるで弾幕STGの如し。出現した敵を確実に処理してから進まないと、あっという間に敵に囲まれて終わりです。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913195023j:plain
ステージ4のボス、エビフライ。こいつは昔も大苦戦した覚えがあります。頭部が弱点だけど、頭部に攻撃をしたくても画面全体に大量のドクロを飛ばしてくるわ、一瞬のスキ(攻撃を終えてジャンプした瞬間)をついて体当たりをかわさないといけないわ、非常に難しいです。ここで挫折した人が多いのではないでしょうか。私も挫折しかけました。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913195430j:plain
タイムアップで死亡。時間制限がマジで厳しすぎるんじゃい。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913195526j:plain
もうOVAみたいに脱いじまえYO😎

 

f:id:bootlegbootleg:20210913195618j:plain
ステージ5。ラストステージです。さっきのエビフライ戦で3機失っております。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913195736j:plain
敵の攻撃も激しい・・・けど、エビフライに比べたら遥かに楽だ・・・。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913195834j:plain
ステージ中盤から足場がかなり悪くなります。雪で足場は滑るし、転落死しまくる危険性大。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913195944j:plain
何とかノーミスでボスに辿り着いた、残機2でいけるかな・・・って、道中で時間を食い過ぎて残り38秒・・・。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913200109j:plain
残り8秒のところでなんとか気合で倒した!あーくそくそクソゲー🤬

 

f:id:bootlegbootleg:20210913200201j:plain
エンディング。疲れた。。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913200609j:plain
発売はメサイヤだけど、スタッフはMSXソフトなどの下請けでよく名を目にしたKLON(現・株式会社デュアル)の人たちばかり。どこか漂うPCゲーム臭もその為なんですよね。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913201308j:plain
BGMは「OEDO 808」や「ピクシーガーデン」の山本敬一氏。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913201855j:plain
個人的にはヴァリスより苦手なゲームです、クリアして改めてそう感じました。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913202119j:plain
・・・・・・。

 

f:id:bootlegbootleg:20210913202214j:plain
おわり。もう二度とプレイしたくない。

 

という訳で、魔物ハンター妖子を久々に遊んだ感想は、やはりクソゲークソゲーは言い過ぎにしても駄作に近い凡作かと。高難易度を何でも「硬派」と表現するのは如何なものかと思います。単なるキャラゲーだし。

多少バランスが悪くても、操作性が良くキャラを動かしているだけで楽しいと感じさせるゲームなら話は別ですが、本作はとにかくイライラすることばかり。アニメ原作のアクションキャラゲーなら、「孔雀王2」「まじかるハット」「タルるート」のほうが操作性が良好で遥かに面白いです。

ステージの雰囲気やBGMは独特のものがあって好きでございます。それを楽しむ余裕がないほど敵の攻撃が激しい点や、陰湿な地形トラップが多く時間制限がシビアであるなど、これらの問題点を改善していたら評価もまた変わっていたと思います。

繰り返しますが、作品の世界観や雰囲気は素晴らしい。それだけに勿体ない。プレミアがついていますが金額に見合ったゲーム内容とは言えません。昔みたいに中古2980円でも高く感じる。ファン向け。以上です。

 

 

・・・🐹

 

 

PCエンジン版も少し紹介。MD版と同じくメサイヤからCD-ROM2ソフトとして2作品が発売。PCE版はMD版より後発で、2作品ともADVとなっています。私は未プレイなので、ゲームについて何も語ることはできません。

PCエンジンファンより、紹介記事を少し載せておきましょう🤫

 


宮尾岳さんは「並木橋通りアオバ自転車店」を描くなど自転車好きで知られていますよね。妖子のサイクリング好き設定も、宮尾さんの趣味が反映されているのでしょう。

 


OVA2作目から登場するチーちゃん。食事シーンでは毎度豪快な食べっぷりを披露してくれるが、PCエンジン版もかい(苦笑)。

 


誰や?PCエンジン版オリジナルのキャラかな😦

 


ん?MD版の説明書には、趣味はパソコン通信(死語)と記述されているのに、PCエンジン版だとサイクリングと園芸になっているぞ。ちょいとガバガバな設定?というか、PCエンジン版でもえっちなことされてるし😂

 

 

以下、まさにファン向けです🦑

 


チャイナドレスコスで戦うという、1980年代中期に登場したビキニアーマー系ヒロインとはまた違った唯一無二の個性を持つ真野妖子。

OVAメガドライブ版の内容に対する評価は個人的にはイマイチといったところですが、キャラクターデザインを手掛けた宮尾岳氏が描く妖子の魅力は、誕生から約35年が経つ今も色褪せることなく輝き続けている。

アニメセルは当然ながら宮尾氏の繊細なタッチとは大きく異なる為、その時点で私はあまり好きになれませんでした。やはり宮尾氏が描く妖子こそが至高でございます。少しばかりイラストを貼っておきましょう🤫

 












・・・ということで、宮尾氏のイラストは今の時代でも十分に通用するクオリティでございます。このイラストがアニメーションするならOVAも楽しめたのかもしれません。かつて絵本の同人活動をしていた私も、宮尾氏の画風には影響を受けたものです。

以上です😊

 

 

↑これ投稿したの私です😂