ハロウィン向けカボチャ料理シリーズ第二弾は、鈴カボチャを使ったプリン、チョコムースというデザート2種でございます。仮装パーティーもいいけど、家族、恋人、友達と一緒に料理やデザートを作って食べるのも楽しいですよ。それではレッツ・クッキン!😊🎃
まるごと鈴カボチャのプリン編
メインは手作りスパゲッティ・ナポリタン。そのデザートとして、まるごとカボチャプリンを作りました。どちらかと言うとカボチャプリンがメインな感じです。
では、プリン作りに入ります。カボチャをラップで包みレンジでチンします。カボチャのグラタンと同じ要領で、600ワット4分から6分ほどでしょうか。加熱し過ぎにはご注意を。
チンしたら、上部を包丁で切り蓋を作ります。スプーンで果肉、ワタ、種をほじくりだしましょう。果肉はボウルなどに分けておき、ワタと種は捨てます。
中のワタと種を取り出しました。この時点で美味しそう。
牛乳と生クリームを温めます。これはお好みの量で。私は感覚で作っており、詳細な量は分かりません。沸騰させないようにギリギリの所を見極めて火を止めます。
ボウルに卵とグラニュー糖を入れて混ぜ、温めた牛乳&生クリームを少しずつ入れて混ぜ合わせていきます。一気に入れずに少量ずつ馴染ませる感覚で入れていきます。
牛乳&生クリームを全て入れたら、バニラエッセンスを数滴たらして香りづけします。カボチャの果肉も潰して少し入れましょう。面倒な場合は市販のプリンの素を使うのもアリだと思います。
カボチャの器にプリン液を入れたら、レンジのオーブン機能で湯煎焼きます。各レンジによってプリンの作り方や時間に差異があるので、詳しくはレンジの調理マニュアルを参照ください(投げっ放し)。
40分ほど焼きました。いい感じです。固まり具合や焼き具合を見て、焼きが足りないようなら3分ずつ追加加熱し、都度、焼き具合を確認します。焼けたら粗熱を取り、冷蔵庫で冷やします。
写真を撮り忘れているのですが、カラメルソースも作っておきましょう。砂糖と水を入れて沸騰させ、茶色く糖化させるまで弱火で加熱させるだけで簡単です。茶色く糖化させるということは、終末糖化産物に変化しているので体を糖化=酸化させて健康への悪影響や老化を促進させてしまいますが、たまに食べる分には問題ありません。
仕上げにミントの葉を乗せて出来上がり。食べる時にカラメルソースをかけましょう。どうでしょうか、見た目から可愛いですよね。好きな女性がいる男性諸君、作ってあげたら高感度が爆上がりだと思いますよ😃
カラメルをかけて頂きます。
口いっぱいに広がる濃厚なカボチャの風味、柔らかさだけではなく滑らかな舌触り。市販のプリンとは比べ物にならないほどの旨味です。添加物などを使用しない、自然な旨味だからこその味わいです。そして自分で作るものは美味しさが一段と強くなるものです。
通常、カボチャプリンはカボチャを裏ごししてから入れるのが定石です。滑らかさを優先する場合は裏ごし必須ですが、カボチャそのものを味わう為、あえて裏ごしせずに入れました。滑らかさを少々犠牲にしてカボチャの風味を一層引き立たせました。
私はよく家でお菓子を作り、女友達の家に持っていったものです。いつしか「バニラの香りがする子」と言われるようになりました。今はカビの臭いがするおじさんです😑
器も加熱されており勿論食べられます。或いは煮物にでも使うとか・・・以上、まるごとカボチャプリンでした。
鈴カボチャのチョコムース編
続いてのデザートは、鈴かぼちゃの丸ごとムースです。先ほどのプリン同様、鈴カボチャを器として利用します。
スーパーに大量に積まれていた鈴かぼちゃ。売れないらしく、山積みにされたまま半額以下(1個50円)で投げ売りされていました。可哀想なので買ってきた次第です。長く売れ残っていた為、変色しつつありますが、カボチャはそうそう傷まないので大丈夫。恐らく、この状態から調理する人が減ってしまったのでしょう。
プリンと同じく、まずカボチャをラップで包みレンジでチンします。そして果肉、中綿、種を取ります。
こんな感じです。スプーンを使うとくり抜きやすいです。加熱して柔らかくなっている為、穴をあけてしまわないように注意が必要です。
くり抜いたかぼちゃの実をマッシュしましょう。今回は滑らかさが重要なムースの為、裏ごしをします。裏ごしした後、卵黄を入れてよく混ぜましょう。
鍋に生クリーム、砂糖、チョコレートを入れます。お好みでブランデーを入れても美味しいです。チョコの甘さによって砂糖の量を調節してください。弱火にかけて沸騰させないように気を付けながら、チョコや砂糖がしっかり溶けるまで混ぜ合わせます。
鍋の砂糖、チョコが溶けたら、裏ごししたカボチャに少しずつ加えて混ぜ合わせます。一気に入れると混ざり具合にムラが出来るので、焦らずに少量ずつをゆっくり混ぜましょう。
別のボウルに生クリームを入れてホイップします。チョコレートの甘さで十分に甘くなっているので砂糖は加えません。出来たホイップクリームをカボチャムースに入れ、ダマがなくなるまでしっかり混ぜましょう。最後にバニラエッセンスかバニラオイルを加えて風味付けします。
しっかり混ぜたらカボチャの器に入れます。冷蔵庫で2時間ほど冷やしたら完成です。
冷やしました。食べる前に好きなものをトッピングしましょう。チョコレートでも、ナッツでも、何でもOK。今日はホイップクリーム、ココアパウダー、炒った生ヘーゼルナッツをトッピングしました。
濃厚なかぼちゃの旨味とチョコレートの風味が融合して想像以上の美味しさです。カボチャ嫌いのお子様も、これだとチョコの味がして美味しく食べられるかもしれません。舌触りも滑らか。バニラの香りがたまりません。
炒りヘーゼルナッツは少しトッピングミスかも・・・アーモンドやカボチャの種などが無難でしょう。
通常、ムースと言えばゼラチンを使いますが、今回はふわっとした食感とクリーミーさを優先してゼラチンは使いませんでした。ゼラチンを使ったムースでも勿論、問題ありません。
以上、鈴かぼちゃのチョコムースでした。
という訳で如何でしたでしょうか。どちらも器ごと食べられる点がいいですよね。でも実際は食べないままポイが殆どですけどね、すみましぇん😅