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【西成のマザーテレサ事件】さっちゃん先生こと大阪西成女医不審死事件

※前のブログでアクセス数が多かった記事をこちらで再掲載しております。2018年の記事です。

 

 


フジテレビ「特捜!最強FBI緊急捜査」番組内で、西成のマザー・テレサこと矢島祥子医師(さっちゃん先生)の不審死事件が取り上げられていました。西成をうろつくことが好きな私にとって、この事件はとても衝撃的であり、今でも鮮明に記憶しています。

明らかに殺害されたとしか思えない”事件”であるにも関わらず、西成警察はロクに捜査をしないまま自殺で処理。大阪府警も同様に何も動かなかった。当時、大阪府知事だった橋下徹氏は、テレビで大々的に取り上げられたこの事件の裏側を知っているはずですが、何故か管理下にあった筈の大阪府警に何も指示を出さない。

さっちゃん先生が殺害される直前、彼女と会っていた「何らかの情報を握っていた」と思われる記者(記者ではなく事情通という情報もあり)はアパートで謎の焼死。闇の深さを感じさせる事件です。

さっちゃん先生は、淀川キリスト病院に勤務しながら釜ヶ崎でボランティアに従事し、その後は西成区鶴見橋にある「くろかわ診療所」に勤務していました。

クリスチャンのさっちゃんは、世間から見放された西成の労働者や貧しい人たちにも差別することなく皆に優しく接する先生だったそうです。また、治療薬を購入する金銭的余裕がない人には、自らお金を出して薬を配っていたそうです。

また、さっちゃん先生は、生活保護受給者を食い物にする貧困ビジネスに対して強い嫌悪感を示していたとのこと。貧困ビジネスと言っても様々な形態がありますが、西成だと向精神薬の買い取りや、シェアハウスに食事付きで住まわせる代わりに、生活保護費の大半を搾取する等の案件と思われます。何れも山口組が得意としている分野です。

 

皆から慕われていたさっちゃん先生は、2009年11月14日未明、勤務先のくろかわ診療所から出たのを最後に行方が分からなくなり、2日後に木津川で死体となって発見されました。

発見された遺体は、首に紐のようなモノで絞められた痕や、頭部に頭皮下血種(いわゆるタンコブ)が確認されたそうです。どう考えても、生きている時に出来た生活反応と言える傷跡であるにも関わらず、警察は「海に飛び込んだことによる溺死(自殺)」という主張を頑なに変えませんでした。

その後、ご両親が真相究明に向けて尽力されたほか、ネットで事件が拡散された影響もあったのでしょう。国会で取り上げられ、西成警察が自殺と他殺の両面で、ようやく捜査を再開すると発表しました。しかし、その後、警察が動いている様子は今現在に至るまで確認できません。

時間の経過と共に風化してしまい、メディアにも一切取り上げられることがなく、警察も動こうとしない。そこで、さっちゃん先生のご両親は、元兵庫県警警察官で、現在、探偵業をしている飛松五男氏に調査を依頼。

依頼を受けて動き出した飛松氏は、西成区あいりん労働福祉センターがあった(今現在は閉鎖)新今宮駅すぐ近くで、夜遅くに3名の男に襲撃され拉致未遂に遭ったことを自身のブログで報告しています。




左側が日本最大のスラムと言われていた、あいりん労働福祉センターです。今現在は閉鎖しており、付近に星野リゾートが建設されるなど景観も様変わりしました。右側がJR環状線南海線新今宮駅です。当時は夏になると、労働者たちの立小便による香ばしいアンモニア臭が漂う素敵な場所でした。懐かしいものです。

2015年頃からでしょうか。外国人バックパッカーが安宿を求めて多く入り込むようになり、その辺りから治安も改善されました。事件が起こった当時は、夜になるとこの辺りにヤクの売人が普通にうろついている、なかなかの危険地帯でしたね。

画像向かって左側に入り進むと、じゃりン子チエのモデルとなった萩ノ茶屋地域に入ります。そこは労働者たちの憩いの場であり、西成警察署や有名な三角公園等があります。治安が悪いと言うより、労働者しか歩いていない為、普通の人が立ち入りにくい場所となっています。




番組の内容に進みましょう。事件解決の為に、FBI行動分析課(BAU)の元捜査官が来日。飛松氏、元愛知県警刑事の田中厚子氏、法医学の権威として有名な佐藤喜宜氏らと合流して情報を収集していく。

そして導かれた結論は、早々と自殺と結論付けた警察の見解とは全く逆で、さっちゃん先生は何者かに絞殺され海に投げ込まれた、というものであった(当たり前じゃあ)。番組では、私が見慣れた景色が広がってくる。木津川とか懐かしいねい・・・。




さっちゃん先生は事件当日の未明、くろかわ診療所を出たあと、この一帯のどこかで襲撃されたと考えれる。さっちゃん先生と親しかった人の話では、さっちゃん先生は「いつも誰かに後ろをつけられている」と、不安な気持ちを吐露していたそうです。

さっちゃん先生は恐らく診療所周辺で首を絞められて殺害された後、木津川に投げ込まれたのではないか、と専門家たちはプロファイルしていました。




さっちゃん先生が殺害された後、木津川に投げ込まれたとされる場所として確率が高いとプロファイルされていた位置は、この辺りです。津守ですな。ここは西成の工場地帯であり、建設会社の事務所が集中している場所でもあります。リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件の容疑者・市橋達也が逃亡中に勤めていた建設会社もここに存在しています。

さっちゃん先生のお兄様の話によると、

「(さっちゃん先生が診ていた)患者が覚醒剤を使用していたので止めるように注意した所、密売人から脅された」

と、事件の三か月前、さっちゃん先生が話していたそうです。お兄様は、この密売人が事件に絡んでいるのではないか、と推察していました。

しかし、さっちゃん先生はきっと、覚醒剤の売人より、もっと危険な組織の存在を知ってしまったと思われます。この事件は、それくらい闇が深いと考えるべきでしょう。

また、番組内でも登場してくる、さっちゃん先生の恋人を自称する「NPO法人釜ヶ崎支援機構」のメンバー(60歳くらいの小汚い爺さん)が厄介な存在である。

この人物は「あれは自殺だ、周囲があれこれ穿り返すな」と、遺族の方たちの神経を逆撫でする発言を繰り返してきました。この汚い風貌の老人とさっちゃん先生が、釜ヶ崎支援機構の活動を通じて顔見知りだったことは事実だそうです。しかし、こんな老人と交際していたと考えるには無理がある。単なる顔見知りだった確率が高いでしょう。

この人物が、自身をさっちゃん先生の恋人と言い張り、自殺したと発言を繰り返すその根拠は、さっちゃん先生がこの人物に送った1枚の絵葉書だそうです。さっちゃん先生は休暇で沖縄に行った際に、

「出会えたことを心から感謝しています 釜のおじさんたちのために 元気で長生きしてください」

と、この人物に絵葉書を送ったことがあるそうです。この人物は、さっちゃん先生から送られたこの絵葉書を遺書だと主張するが、これのどこが遺書やねん境界知能ちゃうか🤔

この文面のどこをどう読めば遺書と理解できるのか不明ですが、驚くことに、警察までもがこれを遺書と認め、これが決定打となり自殺と認定した、とのこと。ここまでくると、警察もグルと勘繰らざるを得ないですな。さすが大阪の警察、ホンマに腐敗が酷くてゴミクソ。



このNPO釜ヶ崎支援機構という組織は前述の通り、さっちゃん先生も所属していました。一部情報では、このNPO暴力団山口組)や、暴力団と癒着している悪質な病院と結託して、貧困ビジネスに絡んでいるとも言われております。

病院が絡んだ貧困ビジネスとは、西成の生活保護受給者たちを利用した違法ビジネスです。病院側が、西成の生活保護受給者たちをかき集めに釜ヶ崎まで定期的に車(バンかな?)でやって来ることは、私も前々から耳にしています。

まず、釜にいるナマポ受給者を集めて病院に連れていく。診察する医師は、鬱など適当な精神疾患の診断を出す。精神疾患は基準が曖昧で、病状など検査や数値などで可視化できませんからな。医師が捏造し放題ですわ。そしてデパスなど向精神薬を処方します。

その向精神薬暴力団が安価で買い取り、裏ルートで販売します(西成は向精神薬が露店で普通に販売されている。今は知らん)。病院側も、これにより保険点数を稼いで多額の診療報酬を国から受け取る。win-winの関係です。

この手の悪質病院は実際に存在する。奈良県の病院(病院名ど忘れ)などが同様の犯罪で有名となりました。この件で口封じと思われる死者も出ていました。そしてNPO釜ヶ崎支援機構も、この手の貧困ビジネスに1枚噛んでいた可能性が考えられる。


そういえば、かつて暴力団に属しており、地上げ行為目的でスーパー玉出を創業した前田託次は、経営不振の病院を買収しまくり、自身が病院の経営者となっていたことをご存知でしょうか。

前田の逮捕時、前田が経営する病院が貧困ビジネスに絡んでいる可能性を一部で報じられました。その後、続報は一切ありませんけどね。やはり報道規制ですかね。

身寄りもなく身元自体も不明な人ばかりの西成の貧困労働者たちは、暴力団や悪質病院の経営者たちにとって、裏ビジネスに利用しやすくて美味しい存在です。そして、我々が支払っている税金が、こういった形で悪用されているのです。

※精神病と向精神薬自体が製薬会社のビジネスと深い関係にあります。診断基準の緩和と安易な処方により向精神薬市場は9000億円規模、向精神薬が絡む不審死は薬物事故の96%を占めています(23区の場合:東京都監察医務院調べ)。

 

 


さっちゃん先生は、自身が所属するNPO釜ヶ崎支援機構が、貧困ビジネスに何らかの形で関わっていることを知ってしまったと考えられる。その為に口封じで殺された、と私は推察しております。あくまで個人的な推察ですが。

恐らく、さっちゃん先生は警察に情報提供をして助けを求めたのではないでしょうか。しかし、西成というか大阪の警察は・・・警察など反社会的勢力と繋がっていますからな。警察は動いてくれないとさっちゃんは判断し、身の危険が迫っていることを悟ったのでしょう。

それ故、近いうちに西成から横浜に帰省する旨をお兄様に伝えたのではないでしょうか。だが、その動きを反社会的勢力は察知していた。そして消されてしまったのではないでしょうか。




警察が全く動かないことに関し、組織のボスに当たる、当時の大阪府知事は一体なにをしていたのでしょうか。事件が発生した09年当時の知事は維新の会の橋下徹氏でした。

話は逸れますが、週刊誌の報道によると、橋下氏はテレビに出演して名が知れ渡る以前、街金の弁護士として債権回収をメインに行っていたそうです。その回収率は100%に近かったらしく、金融業界では知られた弁護士だったと報じられています。

同じ維新の吉村氏も、武富士の回収屋兼スラップ訴訟屋でしたな。似た者同士がくっついている訳です。維新は今、上海電力、カジノ利権、万博と金を貪ることに夢中です。大阪人よ、そろそろ正体に気付いてけろ。

橋下氏は、西成の違法風俗街である飛田新地の顧問弁護士としても活動していました。飛田新地暴力団、チョ〇系組織、B系組織が仕切っている場所です。2018年には、山口組極真連合会の若頭が、女性を飛田新地で売春させた容疑で逮捕されました。

飛田は、こういった暴力団、在日韓国・朝鮮人系の組織が深く関わっている闇深い由緒正しい土地です。Homoの聖地スポメン大阪も付近にあるで!😜

 

 


参考資料:外国人観光客がこっそり撮影したとされる飛田の映像。これらは橋下氏いわく料理組合に所属する料亭やで!風俗のねーちゃんちゃうで、女将やで!勘違いせんといてや!🤑

 

橋下氏が外国特派員協会の記者会見に応じた際、記者から飛田新地との関係についての質疑がありました。

橋下氏は「飛田は料理組合であり違法ではない、何も問題はない」と、のらりくらりと逃げの説明に終始しました。料理組合・・・女体盛りやワカメ酒を出してくれるのかいな!?😲

違法な本番風俗の営業、そして暴力団の大きな資金源になっている組織を、橋下氏は庇い続けたと取られても仕方がない態度を取り続けてきました。

橋下氏は、さっちゃん先生の事件に関しても何らかの事情を知っているはず。当時のトップだった訳だから、知らないでは済まされないでしょう。

ご自身の出自も、そして経歴も含めて裏社会に精通している人物ですから、さっちゃん先生事件が発生した時、知事だった彼は全く動こうとしなかったのではないでしょうか?そーちゃうの?おかしいやんけ🤬🔥

 

 


さっちゃん先生は、千本松渡船場で死体となって発見されました。維新の会が大阪の実権を握り続け、大阪府警暴力団の癒着が続く限り、この事件の真相は永遠に闇の中でしょう。

この国は経済力やインフラなどは先進国です。しかし、こういった闇の部分(警察組織の腐敗など)は発展途上国以下と言っても過言ではない。この事件をこのまま風化させてはならない!そう思い、この駄文を書いた次第です。

おわり