レトロゲームを飾って眺めているだけの男のブログ

VELVET REVOLVER - Tour 2004-2005 Bootleg File


ガンズ&ローゼズとストーン・テンプル・パイロッツのメンバーが合体したスーパーグループ・ヴェルヴェット・リヴォルヴァーの2004年~2005年のツアーを収録したブートレグ盤・音源を紹介するぜ。

2002年、オジー・オズボーンモトリー・クルーで活躍したランディ・カスティロが癌で死去。彼の追悼コンサートでスラッシュ、ダフ、マットの元ガンズ3人と、バックチェリーのジョシュ・トッド&キース・ネルソン、ラップグループCypress HillのB-Real&Sen Dogが共演した(Metal Swordsからこの音源を収録したブートもリリース済み)。

共演したスラッシュら3人は、自分たちには新たな音楽を創り出せる可能性がまだ十分残されていることを感じた、らしい。こうして3人はジョシュ・トッド、キース・ネルソンと組み楽曲の製作に取り掛かった。しかし、この組み合わせは上手くいかず、すぐに消滅している。

ここでダフが、ローデッドに参加していたデイヴ・クシュナーをスラッシュに紹介した。ジャムを行い、すぐにデイヴの参加が決まったという。「デイヴは俺らのサウンドにクールな雰囲気をもたらした。完璧にフィットしていたし誰も異論はなかった、すぐに決めたよ」(スラッシュ)

ヴォーカルには様々な人たちが候補に挙がっては消えていった。早くからSTPのスコット・ウェイランドも候補に入っており、彼も呼ばれて一度は共同作業を行っていたらしい。スコットによると「最初に用意された曲は、バッド・カンパニーが失敗したような曲に聴こえた」と思ったという。STPがまだ活動をしていた為、この時は参加を断った。


2003年、STPが正式に解散となり、バンド側は新たな曲をスコットに送った。スコットは参加を迷っていたそうだが、送られてきた曲に歌を入れてレコーディングを終えた。これが"Set Me Free"となったという。

当初"Project"という名前でバンド計画が進んだが、スコット加入後、彼が"Black Velvet Revolver"というバンド名を提案した。最終的にBlackが取れてVelvel Revolverに決定した。

2004年6月、待望の1stアルバム「Contraband」がリリース。女優レナ・リフェルのシルエットを使ったジャケットが印象的なこのアルバムは、登場と共にビルボード1位を記録。全世界で400万枚を売り上げ成功を収めた。

旧世代のロックスターたちによる、新時代のエッセンスを取り入れたサウンド作りを目指したVRの1stアルバムリリース後のツアーから、2004年から2005年に行われたライブを収録したブートとレア音源を紹介します。

※ブートが何種がリリースされたり、ネットでその辺に転がっている定番音源(8月22日ケルン公演や10月17日VOODOO MUSIC EXPERIENCEフェスなど)は割愛します

 

 

 

 



RANDY CASTILLO'S MEMORIAL BENEFIT CONCERT (MS S CD 001)

1. PARADISE CITY
2. MAMA KIN

BACK N' ROSES :
Slash : gt
Duff McKagan : b
Matt Sorum : dr
Joshua Todd : vo
Keith Nelson : gt

featuring special guests :
Sen Dog : vo on "Paradise City"
Steven Tyler : vo on "Mama Kin"


METAL SWORD RECORDS  / INGRAM SUICIDE RECORDレーベル1CDR。2002年4月29日ロサンゼルスKEY CLUB公演をオーディエンス録音で収録。このライブがVR結成のきっかけとなったことは、スラッシュファンなら誰もが知るところでしょう。

私はバックチェリーを聴いたことが無いので、"Paradise City"も、タイラーの母ちゃんの歌も特に違和感なく聴くことが出来ました。でも、ジョシュ・トッドをヴォーカルとしてVRが始動していたら、あれほどのヒットはしなかったのではないかと感じます。

本ブートは薄型CDケースに入れられており、リリース時からバックインレイはありません。では音源をどうぞ!

 


back n' roses

 

 

 

 

 

 


BIZARRE FETISH (MSCD-280/81)

DISC 2
The Project (Early VR)
10. PLEASIN'
Vocal Audition Demo feat. Brad Cox

11. Money (sound check)
※disc 1 & disc 2 trc1-9は割愛


METAL SWORDS RECORDレーベル2CDR。2004年6月9日ロサンゼルス公演と12日アーバイン公演を収録。ボーナストラックに、2002年に行われたオーディション音源と、"Money"のサウンドチェック音源を収録。ここでは、2002年のオーディション音源とサウンドチェック音源を紹介します。

1曲目はBrad Coxというシンガー(誰?)が歌っているオーディションテープから収録されたもの。Pleasin'という曲らしいですが、これといった特徴のない平凡な曲で、聴いていてもそれほど楽しいものではないかと・・・。2曲目はお馴染みの曲なので説明は不要かと。では音源をどうぞ。

 


the project

 

 

 

 

 

 



APPETITE FOR RESURRECTION (KSR-007/008)

DISC 1
1. Sucker Train Blues
2. Do It For The Kids
3. Head Space
4. Crackerman
5. Illegal I
6. It's So Easy (GN'R)
7. Fall To Pieces
8. Big Machine
9. Set Me Free
10. Used To Love Her (GN'R)
11. Slither
12. Sex Type Thing (STP)

DISC 2
1. Mr.Brownstone (GN'R)
2. Negative Creep (NIRVANA)

bonus track
3. Interview
4. Slither
5. Interview
6. Interstate Love Song (STP)
7. Interview
8. Used To Love Her (GN'R)
9. Interview


KING STORK RECORDSレーベル、2CDR。2004年5月15日ミネソタ州ミネアポリス・クエストクラブ公演をオーディエンス録音で収録。ボーナストラックに、2004年4月30日カリフォルニアKROQ局のFMラジオショー番組"Kevin & Bean Show"出演時の音源をサウンドボード録音で収録。

メインのミネアポリス公演は平均的なAUD音源でブートに慣れた人なら愉しめると思います。会場となったクエスト・ナイトクラブはキャパ2000ほどのようで、程よい音の広がりが心地よい音源です。

日によってパフォーマンスの良し悪しが大きく変わるグラハム・ボネットのような不安定さが特徴のスコットですが、ツアー開始直後ということもあるのでしょう、まだエンジンそのものがかかっていない印象を受けます。無難にこなしている、みたいな感じかな?

特にガンズのカバーは・・・やっぱりガンズの曲はアクセルのほうがいいかな; ツアー後半になると思いっきりエンジン全開で飛ばしている時もあって、そういうライブではスコットが歌うガンズナンバーもカッコイイのですが・・・。

この日はラストにニルヴァーナ"Negative Creep"を演奏しております。聴き所はそれくらいだと思います。ボーナストラックのラジオ音源は、一時期よくネットにアップされていましたが今は見なくなりました。こちらはスタジオライブらしい大人しい演奏です。では、ミネアポリス公演の音源をどうぞ!

 


part. 1



part. 2

 

 

 

 

 

 


DETROIT 2004. 5. 20

1. Sucker Train Blues
2. Do It for the Kids
3. Headspace
4. Crackerman
5. Illegal I
6. It's So Easy
7. Fall To Pieces
8. Big Machine
9. Set Me Free
10. Used to Love Her
11. Slither
12. Sex Type Thing
13. Mr. Brownstone
14. Negative Creep


未ブート化音源。2004年5月20日ミシガン州デトロイト・ステートシアター公演をオーディエンス録音で収録。5月9日LAからスタートしたツアー6日目となる音源です。

会場となるステートシアターはキャパ2900ほど。上段"APPETITE FOR RESURRECTION"収録の公演から2公演後ということもあり、演奏内容は殆ど変化がありません。スコットもまだまだ慣らし運転的なパフォーマンスです。

2004年の録音にしては音質がかなり悪く、まるで80年代の平均的なAUD音源を聴いているような低音スカスカ・エコー満載の音質です。ブート化もされなければネット上でも全く見かけませんが、音が悪すぎて恐らく需要がないかと・・・では音源をどうぞ!

 


part. 1



part. 2



part. 3

 

 

 

 

 

 


NEW YORK 2004. 5. 26

1. Sucker Train Blues
2. Do It for the Kids
3. Headspace
4. Crackerman
5. Illegal I
6. It's So Easy
7. Fall To Pieces
8. Big Machine
9. Set Me Free
10. Used to Love Her
11. Slither
12. Sex Type Thing
13. Mr. Brownstone
14. Negative Creep


未ブート化音源。2004年5月26日ニューヨーク市ローズランド・ボールルーム公演をオーディエンスショットで収録した映像→音声だけ抜き取った音源。

キャパ3200という会場で、映像は正直言ってあまり見やすいものではありませんでした。後に音声ファイル化されたものがネットに出回りました。それがこの音源です。音自体もまずまずの状態で、若干音割れを起こしているので決して聴きやすいレベルではありません。やっぱりマニア向けかな?この日はゲストにLIVING THINGSとありますが、どこで参加しているか分かりません。

今では映像も音源もネットから消えているのでアップしておきましょう。では、音源をどぞ。

 


part. 1



part. 2



part. 3

 

 

 

 

 

 


LOS ANGELES 2004. 6. 9

1. Sucker Train Blues
2. Do It For The Kids
3. Headspace
4. Crackerman
5. Illegal I Song
6. It's So Easy
7. Fall To Pieces
8. Big Machine
9. Set Me Free
10. Used To Love Her
11. Slither
12. Sex Type Thing
13. Mr. Brownstone
14. Bodies


未ブート化音源。2004年6月9日カリフォルニア州ロサンゼルス・ウィルターンシアター公演をイヤーモニター音源(らしい)で収録。オーディエンスソースは下段で紹介する「Bizarre Fetish」というタイトルでブートレッグ化されているので、聴き比べるのも面白いかと思います。

VRには珍しいEM音源。この音源が誰のイヤモニの電波を拾ったものか、詳しく分かりません。無加工の状態だと、この音源はハッキリ言って聴いていて非常につまらないです。イヤモニだから当然ながらステレオ感ゼロで低音がスカスカ、とにかくAMラジオのようにペラペラでございます。

また、受信状態があまり良くなかったのか、コンサート序盤は所々で音が飛びまくっております。"Crackerman"辺りから安定してきますが、"Slither"はメチャクチャでございます。せっかくのイヤモニ音源なのにこの辺りが残念。

アップするに辺り、SoundEngineを使い低音を強調しステレオ感をある程度出すように音を少し加工いたしました。こうでもしないと聴いていられないような、単なる無線の音だ・・・みたいな音源です。

加工すると結構面白い音源になったと我ながら思います。普段はかき消されがちなデイヴ・クシュナーのギター音が非常にハッキリと聴こえます。デイヴはエフェクターの使い方が本当に上手ですよね。名もなきギターヒーロー50人に選ばれただけあります。

また、ツアー初期から少しだけ変化したセットリストも注目。ピストルズ"Bodies"はスコットの声が非常に合っていると思います、カッコいい!"Negative Creep"よりもこっちのほうがいい感じです。

"Mr. Brownstone"の前には、マット・ソーラムが"You Could Be Mine"のあのイントロを叩き出します。ツアー後半からはサービス的にこれをよくやっていますが、やっぱりあのドラムソロはマットの十八番ですよね。では音源をどうぞ!

 


part. 1



part. 2



part. 3

 

 

 

 

 

 



BIZARRE FETISH (MSCD-280/81)

DISC 1
The Wiltern LG, Los Angeles, CA. June 9th
1. Sucker Train Blues
2. Do It For The Kids
3. Headspace
4. Crackerman
5. Illegal I Song
6. It's So Easy
7. Fall To Pieces
8. Big Machine
9. Set Me Free
10. Used To Love Her
11. Slither
12. Sex Type Thing
13. Mr. Brownstone
14. Bodies

DISC 2
Verizon Wireless Amphitheatre, Irvine, CA June 12th
1. Introduction
2. Sucker Train Blues

3. Do It For The Kids
4. Set Me Free
5. It's So Easy

6. Fall To Pieces
7. Big Machine
8. Sex Type Thing
9. Slither


METAL SWORDS RECORDレーベル2CDR。2004年6月9日ロサンゼルス公演と12日アーバイン公演をそれぞれ収録。ディスク1に収録の9日ロサンゼルス公演は上段で紹介の通りイヤモニ音源も存在しています。こちらのAUD音源はレベルオーバー気味で全体的に音割れしているので、聴きやすさはイヤモニのほうが断然上です。会場の空気を味わいたい場合はこちらでしょう。

ディスク2の12日アーヴァイン公演は、恐らくモノラルオーディエンスか、或いはステレオ感に乏しいステレオAUDといった音源。KROQ Weenie Roastのイベントコンサートで、セットリストも全体的に短めです。4月30日のKROQ LAイベントの音源はネットにも多く出回っているのですが、6月アーヴァインはアップされていないみたいですね。演奏はツアーよりも丁寧で、如何にもイベント向けの演奏といった安定感のあるもの。それでは両公演の音源をどうぞ!

 


los angeles1



los angeles2



irvine

 

 

 

 

 

 


HOUSTON 2004. 6. 18

DISC 1
1. Sucker Train Blues
2. Do It for the Kids
3. Headspace
4. Crackerman
5. Illegal I Song
6. It's So Easy
8.Fall to Pieces
9.Big Machine
10.Set Me Free

DISC 2
1. Used to Love Her
2. Slither
3. Sex Type Thing
4. Mr. Brownstone
5. Negative Creep


未ブート化音源、2CDR。2004年6月18日テキサス州ヒューストン・ベライゾン・ワイヤレス・シアター公演をオーディエンス録音で収録。

会場はキャパ2800ほど。SBDのようなクリアな音質で、ブート化されないのが不思議なほど。ブート化されている同時期の音源よりも遥かに優秀な録音ですけどね、なぜだろう。ネットでも恐らく見かけないと思います。トレードで入手しました。

スコットの調子が少しずつ上向いてきているのを感じ取ることが出来る内容です。演奏もかなり安定してきています。"Mr. Brownstone"の前に"You Could Be Mine"のイントロを入れるお約束もばっちり。

この日はラストに"Negative Creep"を演奏しています。スコットは以前よりも段々とこの曲にフィットしてきている感じがしますよ。それでは音源をどうぞ!

 


part. 1



part. 2



part. 3

 

 

 

 

 

 


BARCELONE 2004 9. 9

1. Do It for the Kids
2. Spectacle
3. Duff Interview
4. Headspace
5. Crackerman
6. Illegal I Song
7. Fall to Pieces
8. Duff Interview
9. Set Me Free
10. Duff Interview
11. Bodies


未ブート化音源。2004年9月9日スペイン・バルセロナ公演をサウンドボード録音で収録。Razzmatazzという会場で行われたらしく、キャパ2000超ほどだそうです。

スペインのFMラジオ局で放送されたものをエアチェックした音源と思われ、所々でDJの音声が入るほか、ダフ・マッケイガンのインタビュー音声が流れます。残念ながら不完全収録で"Do It for the Kids"は途中からのフェードインでスタートです。

ツアーも中盤に入り、演奏は随分と安定してきております。中でも、個人的にVRの楽曲の中で最も好きな"Illegal I Song"はかなり素晴らしいテイクかと思います。ラジオ音源なのにネットでも全く見かけません、なぜだろう。それでは音源をどうぞ!

 


2004. 9. 9

 

 

 

 

 

 


MADRID 2004. 9. 10

Disc 1
1. Sucker Train Blues
2. Do it for the Kids
3. Headspace
4. Spectacle
5. Crackerman
6. Illegal I
7. Fall to Pieces
8. Big Machine
9. Set Me Free

Disc 2
1. Used to Love Her
2. Slither
3. Sex Type Thing
4. It's So Easy
5. Negative Creep


未ブート化音源。2004年9月10日スペイン・マドリード・サラ・ラリヴィエラ公演をオーディエンス録音で収録。バルセロナ公演の翌日の公演です。会場のキャパは1800。

なかなか聴きやすい音質だと思います。観客の熱狂ぶりが凄まじい・・・サッカーの応援かと思うような騒がしさでございます。特にガンズのカヴァーの盛り上がり方が半端ない。

演奏は前日同様に非常に安定しており好演だと思います。バンドとして、かなり出来上がってきた感じがしますね。特に"Illegal I"は熱演です。スラッシュの十八番トーキングモジュレーターと、ダフのうねるベースラインがたまらない。

この日は珍しく、1stアンコールで"It's So Easy"をやっています。編集痕らしきものがないので、恐らくこの位置で正しいのでしょう。また、前日は"Bodies"だった2ndアンコールは、この日は"Negative Creep"になっています。個人的には"Bodies"のほうがいいかなぁ・・・それでは音源をどうぞ。

 


part. 1



part. 2

 

 

 

TOUR 2005

2005年、待望のVR初来日公演がついに実現。ソニックマニア出演も兼ねて6公演を行いました。残念なことに、これがVRの最初で最後の来日公演となってしまいました。

2月2日 名古屋クラブダイアモンド
2月3日 ZEPP OSAKA
2月5日 インテックス大阪 (SONICMANIA 05)
2月6日 幕張メッセ (SONICMANIA 05)
2月8日 ZEPP TOKYO
2月9日 ZEPP TOKYO

VR単独公演を観に行った人たちによると、ガンズ世代の30歳前後の人たちだけではなく、10代と思われる若い男女も多かったみたいです。それだけVRは話題性が大きかったのでしょう。ライブ中にダイブやモッシュやらをする人たちもいたそうで、演奏をじっくり愉しめなかった、という声もありました。

また、最終日2月9日のZEPP TOKYO公演では"Set Me Free"後、ダフ・マッケイガンがピックを客席に投げる際に誤って指輪まで一緒に投げてしまい、見つかるまでライブが一時中断というアクシデントがあったらしいですね。

来日公演は全公演がブート化されていますが、所有している大阪2公演を収録したブートレグ盤を紹介します。

 

 



FINGER IN THE TRIGGER (SY-0662)

DISC 1
1. Introduction
2. Sucker Train Blues
3. Do It for the Kids
4. Headspace
5. Superhuman
6. Crackerman (STP cover)
7. Illegal I Song
8. Fall to Pieces
9. Dirty Little Thing
10. Big Machine

DISC 2
1. It's So Easy (GNR cover)
2. Sex Type Thing (STP cover)
3. Set Me Free
4. Used to Love Her (GNR cover)
5. You Got No Right
6. Mr. Brownstone (GNR cover)
7. Slither


SYLPHレーベル、2CDR。2005年2月3日ZEPP OSAKA公演をオーディエンス録音で収録。メーカーインフォによると、大阪公演は両日ともPAの出音が今一つだったそうです。その影響かどうか分かりませんが低音がペラッとした音質で、業者による2005年の録音物にしては今一つの印象。それでも十分に高音質で愉しめます。

特にスラッシュのギターはかなり大きく聴こえてくるのでファンにはたまらない内容です。スコットは1月の英ツアーよりテンションが落ちている気がしますが、2004年のツアーと比べるとパフォーマンスが非常に安定しており安心して聴いていられます。"Illegal I Song"での絶叫はスコットらしさ全開です。

2004年にツアーを数多くこなしてきただけに完成したパフォーマンスを聴かせてくれます。オーディエンスのテンションも高くて良い感じです。ファンは愉しめるブートレグですよ。それでは音源をどうぞ。

 


part. 1



part. 2



part. 3

 

 

 

 

 

 



BRAIN AND BODY MELTING (SY-0663)

1. Introduction
2. Sucker Train Blues
3. Do It For The Kids
4. Headspace
5. Superhuman
6. Fall To Pieces
7. Dirty Little Thing
8. Big Machine
9. It's So Easy (GNR cover)
10. Set Me Free
11. Slither


SYLPHレーベル1CDR。2005年2月5日インテックス大阪で行われた"SONICMANIA 05"出演時のライブをオーディエンス録音で収録。

この日、メインアクトはマリリン・マンソンで、VRはその前の出演だったと思います。その為50分ほどの短いライブですが演奏内容はなかなか素晴らしいです。インフォによると、この日もPAの出音がイマイチよくなかったそうですが、3日と比べると音にパンチがあります。ダフのベースがゴリゴリと響いてきて、これぞVR!という迫力です。

ちなみに2月5日はダフ・マッケイガンの誕生日。"It's So Easy"の演奏前、スコットが、日本人でも聞き取りやすいようにゆっくりとした口調で"Duff McKagan's birthday today. he's 25 years old"と冗談を言って会場を笑わせにかかっていますが、あまり反応がない。大阪らしからぬテンションの低さですがどうした。

演奏は素晴らしいのにオーディエンスが全体的に静かな感じ。どうやらVRは予定時間をオーバーして登場したみたいなので(アクセルと同じか)、待ちくたびれて疲れたのかな?それともマリリン・マンソン目当てのファンが多かったのでしょうか。それでは音源をどうぞ!

 


part. 1



part. 2

 

 

 

 

 

 

バンドは3月いっぱいまでツアーを行い、その後はLIVE 8やDOWNLOAD2005などのフェス出演もこなします。

 


OL' DIRTY BACKYARD

DISC 1
1. Announcer / Sucker Train Blues
2. Do It For The Kids
3. Headspace
4. Superhuman
5. Crackerman
6. Illegal I Song
7. Fall To Pieces
8. Dirty Little Thing
9. Big Machine
10. It's So Easy
11. Sex Type Thing
12. Set Me Free

DISC 2
1. Wish You Were Here
2. You Got No Right
3. Mr. Brownstone
4. Slither


レーベル不明、2CDR。2005年6月9日スコットランドグラスゴー・SECセンター公演をオーディエンス録音で収録。6月3日からスタートした欧州ツアー2005の序盤に当たる音源です。

2004年のツアーと比べると、スコットは随分と調子を上げている印象を受けます。特に"It's So Easy"や"Sex Type Thing"といった曲は、2005年のツアーのほうがスコットは明らかに良いパフォーマンスです。

2005年のツアー中盤からは、ピンク・フロイドの"Wish You Were Here"をカヴァーしている他、"You Got No Right"がセットに入っているのも特徴です。演奏は悪くないのですが、音質が悪いのがちょっと残念。それでは音源をどうぞ!

 


part. 1



part. 2



part. 3

 

 

以上でVRの2004-2005年ツアーのブートは終わりです😊