今回のレトロゲーム説明書アーカイブは、スタジオメビウスから2008年に発売された「SNOW ~Standard Edition~」でござんす。
1999年「Kanon」のヒットにより類似の泣きノベルゲームが大量に登場した。2003年に発売された「SNOW」もそのうちの1つと言えるだろう。「Kanon」も発売当時、プレミアが付いていた初回限定盤を購入して一通りプレイしているが、個人的には特に印象に残らなかった。特にキャラデザや「うぐぅ」が苦手かな・・・。
「Kanon」を題材にした同人ソフト「魔物ハンター舞」のほうが遥かに面白くて繰り返し遊んだものですわ。「魔物ハンター舞」は今も手元に置いてある。シンプルで操作性も良く、中毒性があり、カノソなどのネタも盛りだくさんでハマるよねー🤭
陳腐な泣きノベルゲーは個人的に好きではなく、同じタイプと言われた「SNOW」は完全スルーした。それから3年後、追加要素が盛り込まれたPS2版からの逆移植版である「SNOW Plus Edition」が発売された。謎の少女をフィーチャーした印象的なパッケージに惹かれて購入してしもたよ。
初めて「SNOW」をプレイした時は、「うぐぅ」を彷彿とさせる「えう」などの独特すぎるキャラの口癖がどうにも受け入れられなかった。全体的に「Kanon」と似たノリで苦手だったが・・・最後までプレイできたのは芽依子様のお陰と言っても過言ではない。芽依子様がいなかったらすぐに放り投げて押し入れ直行便だっただろう(笑)
また、過去編が非常に良かった。過去編をプレイすると芽依子様への思い入れがさらに強くなる。「SNOW」の真の主役は芽依子様と断言していいくらいだ。澄乃?誰それ😑
その流れで芽依子様を主役にした「友達以上恋人未満」も購入したが、あれはちょっと違うかな・・・芽依子様にエロはイラネ。ただただ芽依子様が幸せな日々を送る展開を期待したのだが。
ここで紹介する「SNOW SE」(2008年発売)は、「PE」と全く同じ内容に加えて、詳細は不明だが「めびにゃ」というファンディスクに収録されていた「暗黒SNOW」をHDで収録したカップリングソフトである。暗黒~に関しては全く分かりません。
では、説明書画像をどうぞ!PCから御覧の方は画像をクリックで拡大できます。スマホから御覧の方は、画像をクリック後にピンチアウト操作で拡大できます。
パッケージ&DVD
説明書
以上です😎
SEのタイトル画面は、PEとは違い「暗黒SNOW」のタイトルが表示されている点。
人それぞれ感想は違うだろうが、個人的には「SNOW」とは鳳仙=芽依子様の物語であると言いたい。物語が進むにつれて過去編と現代が交錯する展開は見事であり、橘芽依子というキャラの存在がより重要かつ大きくなっていく。他のキャラはシラネ😑
芽依子様と温泉入浴。何となく炎髪灼眼の討ち手に見えたことはナイショだ。過去編で兄と妹としてこの温泉に入り、現代でまた二人で入るとか胸熱すぎる😭
雪合戦で体が冷えて、か-らーのーエロ。正直、芽依子様にエロは要らないと思う。友恋もそうだけど芽依子様にエロはどうにも蛇足にしか感じない。温泉などの場面だけでよかった。エロより彼方との幸せな日常をもっと描いて欲しかった。
芽依子様かわええっす!😍
本来の芽依子自身である鳳仙と、芽依子様としての意識が分裂。物語のクライマックス。
そして最後は兄と妹ではなく、あくまで芽依子様と彼方という男女として結ばれてハッピーエンド。芽依子様が幸せになるエンドこそ真のトゥルーエンドと言える。このエンドがあるから個人的に「SNOW」は名作!芽依子様を攻略できない2003年のオリジナル版とか意味ある?😧
別の追加要素であるシャモンさんルートは、これは不要だったかな・・・キャラデザは良いと思う。
そして追加収録となった「暗黒SNOW」。ホラーテイストか、或いは酷い残虐描写があるのかと思ったが・・・。
誰やねんこれ😑
エロシーンかと思いきや、あくまでギリギリ表現の展開。つぐみさん、なにしとんねん。
シリアスな場面に見えて結局フルボッコにするところが芽依子様らしくてたまらんぜ!🤣
という訳で、「暗黒SNOW」は正直要らないと思ったけど、芽依子様無双が楽しめるからこれはこれでいいかな。
現在、PEはどういう訳か駿河屋でじわじわと値が上昇して5,000円超。SEは3,000円前後みたいだが、他のゲーム通販などを見てもSEは在庫が無い。入手困難になりつつあるのだろうか。
個人的にノベルゲーは苦手だが、本作は「芽依子様のお陰で」軽快なギャグのテンポと後半のシリアス展開の絶妙なバランスに飽きることなく楽しむことが出来た。芽依子様と彼方の後日談を出してくれたら購入すると断言できる。他のキャラに関しては、まあ・・・。
以上です。