今回のレトロゲーム説明書アーカイブは、ビジュアルアーツ系列13cmから1998年に発売された純愛と狂気と妄想とフェティシズムに焦点を当てた鬱系アダルトPCソフト「好き好き大好き!」(通称SSD)だ!SSDと言ってもスタイナー・スクリュー・ドライバーではない🤭
当時、ビジュアルアーツ系列のブランドであるクラフトワークから、同じく鬱な展開や妄想、狂気が漂う作品「エリーゼのために」が登場して一部で話題を呼んだが、それとはまた違った狂気を感じさせる作品である。両方ともプレイ済みだが、常人には理解しがたいという意味では本作のほうがインパクトは強烈だった、と思う。
如何せん20年前にプレイしたきり長く眠らせていたので、どのようなゲームか記憶に殆ど残っていない。ラバーフェチの主人公が、想いを寄せる女の子を拉致監禁して何とか振り向いてもらおうとする内容だったと思う。
複数の結末が用意されたマルチエンド形式で、相思相愛になるエンドもあれば死亡エンドなどもあった、と思う。詳しくはレビューサイト等をご覧ください。私は理解できず一部エンドを見て放り投げた。主人公に共感できる人は変質者かな(苦笑)。
本作はカルトな鬱ゲー、電波ゲーといった扱いで今も根強い知名度と人気を誇る。ただ、発売当時はエルフやアリス最盛期でありそれほどの本数は出ていないと思われる。当時はプレミアも付いておらず、私が中古で購入した時は5,000円くらいだった。今はプレミアが付いているらしく30,000円前後となっている。そんな大金を出して遊ぶ内容かな😧
後にメガストアというエロゲー雑誌に本作の一部修正版が付録CD-ROMとして収録されたらしいが、そちらも中古5,000円前後の価格が付いているようだ。
では、変態紳士向けの本作の説明書画像を掲載していこう。PCから御覧の方は画像クリックで拡大されます。スマホから御覧の方はクリック後にピンチアウト操作で拡大可能です。それではどうぞ!
パッケージ
説明書
■omake■
せっかくだから、クラフトワークから1996年に発売された「for elise エリーゼのために」の画像も載せておこう。こちらは「はっちゃけあやよさん」「さよならを教えて」で有名な長岡健蔵氏の作品である。
さよ教と同じく鬱な展開で、主人公も同じく精神的に病んでいる(精神が病むという表現は医学的に誤りと考えている為、好きではないが)。本作は上記SSDより知名度が高いと思われ、レビューサイト等も充実しているので詳しくはそちらを参照されたし。
画像は当然ながら私が所有しているものをスキャンしているが、ご覧頂くと分かるが防犯タグシールを剥がした跡がくっきりとついてしまった。
本作は当時、大阪日本橋のソフマップザウルスで中古5,000円ほどで購入したが、当時のソフマップは駿河屋の如く値札シールや防犯タグシールをソフトのパッケージに直貼りしていた。プラケースならまだしも本作はCDのペーパースリーブタイプである。剥がしたら見るも無残なことに。ソフマップさあ😑
・・・という訳で、こちらも今は中古でSSDと同じくらいの価格となっているらしい。個人的にSSDよりも本作のほうが、まだ遊べたかな。いずれにせよ鬱展開な上にゲーム画面自体が意図的に暗くされており、プレイしていると鬱な気分になりそうだったことは覚えている。
ビジュアルアーツ系列なら「SNOW」のほうが遥かに面白いかな。橘芽依子さまを攻略できるP.E.は最高だったな😍
おわり